2022年8月16日 00:00
「成功への道は、自らの手で未来をつくることによってのみ開ける」
あまりにも有名であり誰もが知る経営学の巨匠であるユダヤ系オーストリア人のピーター・ドラッガーの勇気が出るこの一言、私も一時期何度となく彼の著書を読みふけりました。
私事ですがドラッガーの書籍は何度読んでも飽きがきません、経営における現状打破のヒントの宝庫だと思います。
最近の私はよく「未来の自分の姿を想像できるか?」と言います、還暦過ぎた私でさえやりたい事が沢山ありすぎて自分自身の中で絞り込むことはなかなかできません。
しかし「捨てられないものは何?」と考えるようになり、やっと残りの人生の設計図が完成したと思えます。
人生もビジネスも、ぶれないものを確立するにはそれなりの多くの年月と経験を積む必要があるのです。
もう一つドラッガーの心に響く名言に、「仕事のやり方を変えるのではなく、仕事に意味を与える」というのがあります。
利益にならない事業が在るとして、それに例えば将来の有益事業の為の事前調査や見込み顧客の洗い出しなどと意味を持たせることで無意味ではなく重要な投資事業へと変貌します。
しかし意味を持たせることができないならば、それは単なる赤字事業となり廃止させることが潔い方法です。
行動も同じです、同じことをするにも大義名分が有るのと無いのとでは価値が大きく異なります。
成功する人は、一見無駄に思えることに意味を持たせて事業として成り立つかを熟考します。
無駄か有益かを決めるのは他者ではありません、全てを解ってやっている自分自身です、目標を掲げたら他者の目を気にせず全うすればいいのです。
他者の目を気にしては躊躇したり、する必要も無い事に手を出したり、それこそ無意味で無駄な時間とお金を費やしているだけとなります。