2022年7月28日 00:00
新型コロナウイルスパンデミックが生んだ社会現象の一つである「ソーシャルディスタンス」ですが、この裏で各種の新たな社会現象が発生する兆候が起こっています、その一つが訴訟の増加です、これまで証拠不十分で泣き寝入りしていた人が今後は堂々と訴訟を起こすようになります。
その確固たる証拠というのがWeb会議の録画やメールです、商談や会議がWeb会議で行われるようになっています、これらは全て録画されていると思った方が良いでしょう。
逆に言えば録画さえしておけばいざという時の証拠に使えるということです、リアルでの商談などでは常に後々問題が発生した際に「言った、言わない」の論議がされます、この問題が全て明白な形で保存されるようになります。
商談の記録だけではなく社内のパワハラやセクハラも同様に記録として残ることになります、更にはリモートコンサルティングやリモートコーティング、もっと言えばプライベートでの会話も同じことです。
誰に対しても後ろめたい事が何も無く、正々堂々と生きている人にとってはメリットが高くなりますが相手によって言う事をコロコロ変える人やその場凌ぎの嘘や誤魔化しで生きてきた人には何とも生きづらい世の中になっていきます。
リアルが中心だったこれまでの時代からテレワーク中心の時代に変わってきます、この変化によって生きやすくなる人と生きづらくなる人とに分かれます、この時代の変化はあなたにとってはメリットになるでしょうか、その答えはそう遠くないうちに明確に現れるでしょう。
どんな時代になろうがどんな新たな秩序が生まれようが常に自分を律して正しい人の道を歩んでいる人にとっては不利になることは有り得ないのです、「一時的にどんな理不尽な状況になろうが最後には正義が必ず勝つ」、門下生に常に言ってきた言葉です、不正や誤魔化しは何時かはどこかで想像を越えた方法で曝け出されることになるのです。