2022年3月11日 00:00
「昨今のカップラーメンは安価で世界中の味が日本に居ながらにして楽しめる」、その存在価値を最大限に評価しているグルメレポーターの記事を読んでもの凄い違和感を感じたことがあります。
いろんな国に行っている人には直ぐ解ることですが正直どんなにその国の定番料理に似せた味であっても本物とは雲泥の差です、味だけではなく麺の食感も香りも全てが別物です。
食のレポーターという肩書きを持って記事を書くなら少なくても世界中の本物の味を確認してからにしてほしいと思ってしまいます、日本に居ながらにして世界の何が解ると言うのでしょう。
私はカップラーメンを酷評しているのではないのです、カップラーメンにはカップラーメンとしての価値があると思うのです、それはその国の定番の味を楽しめるところではなく安価で手軽にその国の味の特徴や趣向を味わえるという価値なのです。
そのものの味と味の趣向では大違いです、そこをごちゃまぜにしたら駄目なのです、安いものには安いものなりの価値をしっかり見極めて判断しないといけないのです、カップラーメンは何をしてもカップラーメンであってどんなに頑張っても本物にはなれないのです。
どんなものにも価値が有ります、動かなくなったポンコツでも偽物にでもです、それぞれの価値をしっかり正解に判断して向き合う事が重要だと思うのです、そしてどんな人にもしっかりと存在価値は在るのです、ただ自分では正確に把握できないだけなのかもしれません。
成功する人とは自身の価値を自身と正面から向き合って正確に把握できている人なのだと思うのです、だから自身の価値を100%活用しビジネスに適応できるのです、そして少なくても他者との比較はそこにどんな理由があろうが意味も無い取るに足らない行為だと思うわけです、自身の価値を正確に知って最大限に活用できること、それが最も幸福な状況だということです。