2022年3月17日 00:00
「天下最も多きは人也、最も少なきも人也」
戦国の世に「黒田官兵衛」として、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康と三大武将に仕えた戦国武将一の智将と称された黒田考高の、天下一の智将らしいこの一言、何とも言えない深いものがあります。
「天下に人は沢山いるが、これはという有能な人材は実に少ない」
現在も「人は余るほどいるが、逸材は足りない」とよく言われます。
経営・財務・法務・営業・技術・企画、その道のプロを如何に確保するか、これは大小に関係なく企業の永遠のテーマでもあります。
「城は人なり」、現在で言えば「企業は人なり」、たった一人の人材によって企業体質が一変する事はよくあることです。
成功する人は自分一人で無理して頑張らない、自分に無いものは素直に他者に頼る事を忘れない、その道のプロが行うのは最も確実且つ最もリスクが少ない事を知っているから。
その空いた時間を事業推進に向けた方が、結果的にコストはかかってもそれを上回る利益が齎されることになるのです。
そしてこの方法が、最も好結果を出すのが事業推進スピードと事業精度です。
つまり、「事業推進に係る費用は時間と正確性を買っている」、こういうサンクコスト思考ができる人が成功者になれるのです。
上手くいってない人ほどなんでも自分でやろうとします、だから余計な事に時間を割かれては有益な事がおろそかになる、経済循環も起こることもないしパートナーを得ることもなく、結果上手くいかないのです。