2022年2月25日 00:00
「争いは欲より起こるもの。 欲を捨て義を守るなら不和などは起こりませぬ」
毛利元就の三男であり、天下分け目の際に君臨した小早川隆景のこの一言。
毛利元就は3人の息子をそれぞれ一城の主に成長させました、そしてこの兄弟の絆がその後の大きな毛利家発展に繋がりました。
隆景は小早川家に養子に出されて、その後小早川、次男の吉川と合わせ「毛利に2つの大きな河有り」と隣国武将に言わしめさせたのです。
平穏な当たり前の暮らしにこそ、確実なる生長と幸福がもたらされます。
儲けたい、生長させたいという欲が有れば志が野心と化します。
野心を持っては、生長と幸福という成功は何時まで経っても得られることはありません。
そこに有るのは、争いの山(醜い人間関係)となります。
真のライバルとは互いに義を守り切磋琢磨するものです、そこには互いの成長と成功が約束されます。
1980年代、多くの新鋭ITベンチャーがそうして互いに成長しIT業界を形成させました、その後多くの上場企業を輩出させていきました。
成功者は決して争う事をしません、共存共栄にこそ互いの繁栄が約束されるのです。