2021年12月31日 00:00
1年とは早いもので今年も最後の1日となりました、そこで年末に相応しい話題を一つ、それは「新しきを始める時に必ず考えなくてはいけない事」という話です。
来年を計画するなら今年の内に解決させるべき事があります、それは「断捨離」に他なりません、新しきを始めるにあたり厄介事が残っていては何時までも意識させられ足を引っ張られることになります、古い家が残っていては新しい家は立たないのです、だから新しい年を迎えるにあたり毎年年末までにその年の厄介事をすべて綺麗にしておくのが昔からの私の慣例です。
さて隠居を意識している私はビジネス人生での断捨離を今春ごろから順次行っています、グループ法人単独での債権債務の整理にはじまりグループ法人間や法人個人間での貸し借りの整理、不要な書類の廃棄などを進めています、法令で定められている期間を過ぎた書類を廃棄し今後必要となる法的書類の整備を始めました、グループ全社ともなると大変な量と労力になります。
また個人的にも不要な口座や各種契約を解約しています、改めて調べてみると意外にも長期間に渡り使うこともなかった無駄な費用を払っていたなどの事実が明らかになりました、隠居後にこれらを片付けようとすると身分証明書の提出から面倒な解約手続きなどで煩わしく前向きな気持ちになりません、そういう厄介事を残さないように面倒でも動けるうちに片付けているのです。
それと家の中に放置されていた不用品の多さには驚きました、もったいないと思ってもどんどん捨てています、捨てる度に家の中が片付いていくのは極めて気持ちいいものです、人は生まれた時は裸です、そしてあの世に行く時には何も持っていけません、得てきた物をどこかで捨てる時が必ず来るのです、であれば元気なうちにやっておきたいと思っています。
「隠居する時には何の憂いも残さない」というのを私の「隠居理念」としているのです、物以上に重要なのが人間関係です、金銭以外の債権債務も意識して速やかに終結させていきたいと思います、債権の本来の意味は「履行してもらう権利」であり債務とは「履行しなければいけない責務」を指しています、これらから開放されるのも重要な断捨離です。