2020年8月26日 00:00
新型コロナウイルス禍で居酒屋やスナックが大変なことになっています、そんな状況下で酒類製造企業は厳しい状況だろうと思いきや商品ラインナップを家庭用にシフトして売り上げを伸ばしています。
某ビールメーカーは基本月額料金約8000円で1リットルのボトルを4本セットにして生ビールサーバーを付けて定期販売しています、サーバーは小型でグッドデザイン賞を受賞したオシャレな形状をしておりプロ用のサーバー同様にクリーミーな泡を作ることができます。
缶ビールに比べるとかなり高めですがホームパーティでは盛り上げること間違いなしです、高めの価格はサンクコストです、愉しく美味しく飲めるのが一番です。
価格は500ccで1000円となり缶の生ビールの約3倍ほどとなりますが居酒屋で生ビールを飲むのとほとんど変わらない価格なので、居酒屋に行ったつもりで家庭で本格的な味を愉しめるのであればそれほど高価だとは思わないでしょう。
要はどこに価値観を見い出すかの問題です、生ビール業界も生き残りをかけていろいろと考えてきます、世の中が変化したならそれに合わせて業態やサービスを変化させる、これは経営の基本中の基本です。
経営の基本を躊躇なく行える企業はやはりどんな状況下になっても強いです、変えることができない企業も人も大きく変化した世の中で淘汰されていくのは必然かもしれません。