畑で身体を動かしていると、春から夏には野草やエディブルフラワーや、ソルダムやブラックベリーやミニトマトなど、なにかしらその場で食べられるおやつがあるので嬉しいです。
秋に入ると、その場で熟した柿を取って喉を潤すことができました。
熟柿って本当に甘いですね!
疲れも一気に吹き飛びます!

↓そしてこちらはイチイという植物。
秋に小さな赤い実をつけました!
イチイの木は笏(日本の古代の役人が朝廷で用いた細長い板で威儀を正すための道具)の材料として最高位の木材とされたことから「一位」という名がついたそうです。
年輪が緻密で狂いが少ないため、古くから工芸品や家具、彫刻などに使われてきたそうです。

上の方は鳥に食べられてしまって見事になくなってしまいましたが、しゃがみこんで下の方にかろうじてついているものを食べてみます。
信じられないほど甘くておいしいです!

↓こちらはほおずき。

しかし、とても美味しそうに見えますがこちらのほおずきは毒性があり食べられないとのこと、残念!
ほおずきには観賞用と食用とがあり、食用は栽培されているもので食べることができますが、一般的に知られている野生のほおずきは観賞用として用いられるもので、アルカロイドが強く食べることはできません。
お盆の時期にいくつか摘んでみんなに持って帰り、それぞれでお仏壇や思い思いの場所に置いてもらいました!

毎回いろいろな植物の発見があり、初めて知ることばかりで楽しいです!
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今年は本丸の庭の放置栽培でカボチャをたくさん収穫できました!
種がたくさん出るので、現在のようなお菓子の無かった時代の信州の子供のおやつというのを教えてもらい作ってみました。
当時は油で揚げ塩をふったものをおせんべいのようにカリカリと食べたそうです。
今回は油は使用せず、またお酒のおつまみ用としていただくことにしました。
カボチャから種を取り除きバラバラにし、ザルに入れ水で洗います。
わたはスルスルとは取れないので根気が要りますが丁寧に洗います。
こちらを、天日干しして乾かします。
この工程がたいへんだという場合は、レンジで水気を飛ばすこともできます。
ラップをしないで2〜3分ほど加熱します。
レンジのかけすぎで弾けることがありますので注意しましょう。
種が十分に干せたら、フライパンでこちらも弾けることがありますので注意しながら表面が茶色くなるまで炒り塩をふります。

ここで、完成・・!でなく、炒ったものをさらに干して、乾いたら今度こそ完成です。
↓見た目はあまり変わりませんが、炒ったものを干すことでより水分が抜けてカリっとします!
こちらはお好みで種のまま食べることができます。

今回は油を控えましたが、ごま油をほんの少し使うとさらに香ばしいですし、おつまみ用でなくおやつとして作るときには、油の代わりにバターを、塩の代わりに砂糖を、それぞれ使って甘くすることもできます。
ひとつのカボチャから種がたくさん取れますし、作り方自体はとても簡単なのでカボチャの季節にはおすすめです。
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今年はミニトマトが大量収穫できました。
頻繁には様子を見に行くことができないので、出張のたびにまだ緑色の未熟なミニトマトも一気に収穫してしまいます!
まだ青いグリーントマトも、どんな料理に使っても美味しく食べられます。

中もとてもきれいな色をしています。

グリーントマトには青いまま完熟する品種のグリーントマトと、赤いトマトが未熟な状態の青いグリーントマトがあります。
未熟で青いグリーントマトには毒性成分のトマチンが含まれますので、そのままかじってみると苦みやえぐみを感じます!
そのため生で食べる場合は少量にとどめ、火を通して食べるのがおすすめです!
微量であるため通常の料理に使う量であれば食べることができます。
意外にお味噌汁に入れても美味しいので手軽なのでよく入れています!

その他漬けものや、
ピクルスに始まり、

ジャム、スープ、パスタの具材、トマトご飯、ソテーや天ぷらやフライにしたりなどレシピは無限なので、いろいろ試してみたいと思います!
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今年はミニトマトが大量収穫できました。
頻繁には様子を見に行くことができないので、出張のたびにまだ緑色の未熟なミニトマトも一気に収穫してしまいます!
追熟することもできますが、たくさんあるのでピクルスにしてみました。

↓今年は青梅のピクルスを作ったのですが、その際に梅のエキスがたっぷり入った即席の梅酢が出来ました、今回のピクルス液にはこの梅酢を味の調整をして使うことにしました!

↓鷹の爪も今年収穫したものです。

湯むきをすることで味がより染み込みますが、浅く十字に切り込みを入れるだけでも十分に短時間で味がしみます!
皮つきの方がしみすぎないので、敢えて今回は皮のついたままで作りました!
一週間ほど漬けたら出来上がりです!

トマトの酸味が効いて毎日の食卓にとても重宝する美味しいピクルスができました!

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出張でお仕事をご一緒しているお仲間が、ご実家で育てているお米を分けてくださいます。
今回も30キロもいただきました!

そしてちょうどミニトマトもたくさん収穫できたので、トマトご飯にしてみました。
作り方はとても簡単です。
1合に10粒程度のプチトマトを半分にカットして、そのまま炊飯器に入れ一緒に炊くだけです。
塩とバターでも美味しいですが、今回はイタリアン風にオレガノと黒コショウ、オリーブオイルを少々にしてみました。

このまま炊くだけでできあがりです!
炊けたらよく混ぜ合わせます。
不思議なことにトマトとは気が付かないほど、これまで知っているトマトの味はしません、甘く別物の料理に変身してしまいます!
トマトが良い出汁になっていて、上品な甘さとほのかな酸味がとても美味しいです。
イタリアではトマトが料理の出汁として使われている理由が頷けます!

トマトご飯は、そのまま炊飯器に入れておくとあっという間に酵素ご飯になります。
通常はそのまま炊飯器に入れておくと悪くなってしまいますが、トマトの持つ豊富なミネラルと酵素で、酵素玄米と同じように腐ることなく日に日に熟成していきます。
わずか数日でモッチモチに。
いかにトマトに多くのミネラルと酵素が含まれているかが分かります!
熟成によってさらに甘くなり柔らかくなったトマトご飯は、酵素も取り入れることができ消化吸収を助けてくれます。
美味しくて栄養たっぷり、夏バテにももってこいのご飯ですね!
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