日常に野草を取り入れて楽しんでいます。
こちらはスギナです。
スギナはシダ植物の一種で、花は咲かせず胞子によって増えます。
そのスギナの胞子をつける特別な胞子茎が、お馴染みのツクシです!
ツクシは確かにスギナなのですが、ツクシとスギナは地下茎でつながっていて、
まず胞子茎という部位であるツクシが早春に繁殖のために芽を出し、胞子を飛ばしすぐに枯れてしまいます。
その後栄養茎であるスギナが5~7月ごろに成長してきます。
ツクシは食用、スギナは生薬としても用いられます。
イタリアではこのスギナを使ったぺペロンチーノパスタが食されていると知り、さっそく興味津々で作ってみました!
通常の手順でガーリック、トウガラシとともにオリーブオイルで炒めます。
パスタと絡めます!
スギナの量が多すぎた・・!!
大量に収穫できたので一気に投入したら、通常よりもスギナの量が10倍以上になってしまいました・・笑
スギナはアーリオオーリオにとてもよく合い絶品です!
このことが解ったイタリア人はすごいです。
のちほど、こちらの多すぎたスギナの具材は別でとっておき、ビールのおつまみにしたり、ライスにかけて食べたりしたのですが、
どれもとても美味しかったですよ!
ただし、炒める前にしっかり塩で茹でないと針金のように硬いですので注意です!
成長しすぎたスギナは硬く繊維質になってきますので、まだ若いうちだと味も食感も食べやすいでしょう。
特別な調理方法はなくいつものぺペロンチーノにぜひ、簡単ですのでおすすめです。
春を感じられる料理だと思います。
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陰陽バランス食養学~現代に蘇る医食同源~
「陰陽バランス食養学」は食品や調理法を陰陽スコアに置き換え、
その合計点をみれば誰でも簡単に陰陽バランスが取れているかが解るという学問。
陰陽バランス食養学は、全国の書店及びAmazon・楽天等の通販書店でお買い求めいただけます。
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日常に野草を取り入れて楽しんでいます。
先日見つけたこちらのスイバ。
ファンシーフーズの経営するイタリアンレストランの花壇脇に生えていました。
通常お浸しにすると美味しいスイバですが、こちらをイタリアンにできないか持ち帰り、調理してみました。
ガーリックとオリーブオイル、トウガラシを黒コショウに変えてアーリオオーリオにすることに!
スイバ特有の舌がピリピリするような酸味がガーリックや黒コショウと相まってなんとも刺激的です。
味はとても美味しく食べられました!
水分に色がついているのは、スイバから出てくるミネラルの色です。
野草は野菜と比べてものすごいさまざまな色が出てくるのです。
たとえば、黒色はマグネシウム、コバルト色は銅、赤色は鉄、といった具合です。
野草はヤーコンのようにものすごい色が出るのでミネラルが豊富なことが解ります!
味でも、見た目でも、明らかな野菜との違いを感じることができるでしょう。
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見ていても食しても楽しく、趣味にされている方も多い野草採りですが、
今回は野草の採取について気をつけるべき事項をご紹介します。
まずは、野草の採取が禁じられている土地でないか、事前に自身で確認するということです。
基本中の基本なことですが、重要な事項の割に案外軽視されがちなため一番に挙げておきます。
とくに山菜ブームなどで、採取スポットなどがブログ等で紹介されているものも多くありますが、なかにはこういった法律上の問題を把握されていないまま紹介されているものも多く存在しているそうですので、ネット上の情報でなく必ず自身で問い合わせをしたり確認してから行うようにしましょう。
次に、野草の採取は興味本位でむやみに行わず最初はやはりきちんと詳しい方に教わってからにするのが賢明だということです。
野草は似たような形をしていてほとんど区別のつかないような種も多くあるため間違えやすく、アルカロイドの毒により肌がかぶれたり下痢や嘔吐などの危険もあります。
場合によっては誤食によって命を落とすこともありますので特に舌に痺れがくる野草は絶対に食さないように注意しましょう。
じつはわたしも独断で、教わった野草に激似の種を間違えて採取してしまい、生で口に入れたら強アルカロイドで口内の痺れと頭痛が数日取れず、消化不良になりまんまと体調を崩しかけたことがあります(汗
上記をクリアし野草を採取するにあたって、最後に採り方をお伝えしておきたいと思います。
根ごとむやみに引き抜いてしまうのはやめましょう。
根を傷めないように注意すれば、その植物はまた来年も元気に生えてきてくれます。
経験上ですが、特に小さな野草は根を引きぬくつもりはなくても上方向に引っ張ると力を入れてなくても根ごと抜けてしまう野草がほとんどです。
ハサミで切るか、ハサミがない場合は横方向に折るように力を入れると茎から綺麗に切れるようになります。
さらに、より高度な採取の仕方として脇芽を残して摘むという方法があります。
成長点を残したままその先をハサミでチョキンと切れば、次々に脇芽が元気にどんどん成長してきます。
この成長点の見極め方は、植物によって違いますが、だいたいコツとしては葉の付け根に小さな刺のようなものが付いているかを見極めます。
この小さな刺のようなものが次に成長してくる脇芽です。
また、脇芽が出ている場合はその脇芽の下の方は硬いので食するには不向きですから、脇芽の上の方だけ摘むのは理にも適っているわけです。
趣味もマナーを守って楽しんでいきたいですね。
■ダンデリオンに含まれるたんぽぽエキスの有益性などの情報をお届けします。
たんぽぽ普及協会
https://function5.biz/blog/tanpopo/
食べられる野草の味をそのまま確認できる湯引きにしていろいろ食べ比べしてみました!
野草はアルカロイド・シュウ酸が強いので、生ではあまり食べ過ぎないようにします、加熱してしっかりこれらのアルカロイド・シュウ酸を抜く必要があります!
苦みなどが緩和し甘くなるだけでなく、生食だと陰の強い野草が陽の要素を得て、陰陽バランスも向上します。
今回は、ドクダミ・ノゲシ・ツユクサ・ヨモギ・イノコズチ(?)です。
下の写真は湯通ししているので、ちょっと解りずらいのですが、
上から、ツユクサ・ドクダミ・ノゲシ・イノコズチ(?)です。
ヨモギ。
野草のご紹介はまた別の記事で、今回は味の感想だけ簡単にレポしていきます!
ヨモギはお茶や料理にする予定でしたが試しに湯引きにしています。
めちゃくちゃ苦いです!
苦すぎてバクバクとは食べられませんが、とてもいい香りで口のなかもさっぱりします。
ドクダミもお茶にするために収穫しているのですが、このとき数枚試しに湯引きにしています。
ドクダミは、そのままドクダミの味!・・でした(笑
ツユクサはよく日陰で見かける誰もが見たことのある野草です。
シャキシャキした食感でとっても食べやすくて美味しいです。
ノゲシはタンポポの仲間ですが、タンポポに比べて葉も茎も苦みが少なく非常に美味しいです!
イノコズチみたいな不明の野草はわたしがこれまで食べてきた野草のなかでベスト3に入る美味しさです!!
普通に美味しい野菜です、たとえるなら、粘りのないモロヘイヤのような、えぐみのないホウレンソウのような・・
食べられる野草は道端で見かけても気にもかけられません。
こんなに美味しい野草類、もっと皆に知ってもらいたいと思うのですが、食するには葉などの量が少ないので野菜としては生産が難しいのかな、と思います。
そんなことを考えながら日々野草観察しています。
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食べられる野草の味をそのまま確認できるようにと、
湯引きにしていろいろ食べ比べしてみました!
今回は、スイバ・ハハコグサ・タンポポ・謎の野草(笑)です。
野草はアルカロイド・シュウ酸が強いので、生ではあまり食べ過ぎないようにします、塩や酢で茹でてこれらのアルカロイド・シュウ酸を抜く必要があります!
苦みなどが緩和し甘くなるだけでなく、生食だと陰の強い野草が陽の要素を得て、陰陽バランスも向上します。
こちらはタンポポ。
こちらはハハコグサ。
ハハコグサは、お馴染み春の七草のゴギョウです!
湯引きにしていると、お湯が一瞬で黄緑色に・・!
普通の野菜ではあまり見られない現象です。
水溶性のビタミンB1・2などが豊富な証拠ですね。
ホウレンソウも同じように茹でると水溶性のビタミンB群が抜けてしまいます。
写真の上から、
タンポポ。
スイバ。
ハハコグサ。
一番手前の野草は、わたしがハハコグサと間違えて採ってしまったもの・・
収穫した野草を洗っていると、こんなことがよくあります!
においや味などから判断し、食べられることが判明したので湯引きにしました。
何かの幼苗のようです。
野草のご紹介はまた別の記事で、今回は味の感想だけ簡単にレポしていきます!
タンポポは安定の苦さ!
でも嫌じゃない苦さでクセになる味なので、不思議です!
お次のスイバは、「酸っぱい」「葉」から名付けられた通り、とても酸っぱいです!
でもかなり美味しくて驚きました!
美味しいだけあって、信州では昔子供たちが野山で摘んでは茎の部分を食べていたそうです、信州では食べられる野草として親しまれているそうです!
ハハコグサは、少し大きく成長しすぎてしまっていたため茎が硬かったのですが、野草としてはクセも苦さも少なめで食べやすいです。
春の七草ではもう少し小さなうちに収穫して葉が食べられています!
そして謎の野草のお味は・・
タンポポに匹敵する強烈な苦さでした(笑)
ただ少し苦さの種類が違います。
タンポポは飾りっ気のないストイックな苦さ、
この野草は爽やかな芳香剤のような香りと苦さがあります。
何でしょうね?
匂いと味からファンシーフーズの代表は間違いなくキク科なので食しても大丈夫とのこと、さすが信州育ちです。
ちなみにこの野草、未だになんの植物なのか判明していません(笑)
植物は膨大な種が存在しているのは誰もが知るところですが、図鑑やネット等で調べても花の咲いた成長した姿でしか確認することが難しく、また幼葉から成長の過程で様態も変化していくため、実際に長期間かけてさまざまな野草が成長していく変化を確認しない限り野草の種類を把握したり覚えることは簡単なことではないでしょう。
このように難しいからこその野草の楽しさもあります!
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