2025年9月 9日 08:00

2025年9月 9日 08:00
2025年9月 4日 08:00
実験栽培中の提携農家さんから研究材料として3株を初出荷していただきました。
寒さと乾燥で葉は、紙のように萎れてしまっていて、食材に向く葉はほとんど付いていませんでしたが、今回改めて驚いたのが根の大きさです。
フランス産の食用タンポポは、栽培実験4ヶ月で根が長さ30Cm以上、太さが1Cm以上にもなり、当社ベランダでの実験で少し心配もありましたが、自然栽培は予想を上回る成果が出ました。
この状態で3月になれば立派な葉が何枚も付き、春と秋は食材として収穫できるという確信が持てるようになりました。
フランスの気候は日本とよく似ています、この真冬の寒さと乾燥の中でも、根はすくすくと育っております。
さすが農業のプロ、当社のベランダでの実験栽培物とは比べ物になりません。
また、花茎が出る瞬間の株だったらしく、蕾ができ始めています。
ところで食用タンポポは今流行りの水耕栽培は可能なのか?
根が長く伸びるタンポポの水耕栽培の可能性と共に根の成長観察のため、ボトルに水を張り実験中!
この状態で花を咲かせ、葉が伸びてきたら水耕栽培の実験大成功!
2025年8月19日 08:05
5月連休から実験栽培中の西洋タンポポは、蒔いた種の株が5ヶ月目にして凄いことになっています。
5月に蒔いた種は直ぐ芽を出し6月には葉が10枚ほどになりましたが、まだこの頃の葉は幼葉で本葉ではありません。
そして7月から9月までは暑さのせいか、何度も枯れかかってまったく成長しなくなります。
そして10月に入り大きな本葉がどんどん出て来てその成長ぶりに驚かされます。
西洋タンポポは暑さに弱いことが実験で解りました。
冬と夏はじっと耐え、春と秋に一気に成長するんですね!
ここで、タンポポの葉の研究!
タンポポの葉は成長段階によって形を変えて行きます。
左から、幼葉(芽を出して5ヶ月目まで)、中間葉(本場になる前の数枚)、本場。
道端に咲くタンポポ、幼葉の時にはタンポポだと気付きづらいですね、でもしっかり秋には見慣れたギザギザのタンポポの葉に!
2025年8月14日 08:00
2025年8月12日 08:00
本日はたんぽぽの蕾と花茎を食してみることにしました!
味と食感がストレートに伝わるアーリオオーリオ(ニンニクのオリーブオイル炒め)で試食しました。
まずは、蕾、花が咲き終わり綿毛に変わったもの、種が飛び終わったものなどを50本ほど採取してきました。
茎を痛めないように丁寧に流水で洗った後は、しばらく冷水でシャキっとさせます。
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シャキッとしたら、5cmほどに切り分けます。
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たんぽぽの花茎のアーリオオーリオの作り方はとても簡単!
フライパンにオリーブオイルを引いてにんにくスライスを軽く焦げる程度まで熱します。
そのオイルソースを作ったフライパンに、たんぽぽの花茎をそのまま投入します!
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炒めながら塩を適量加えて火を止め1分ほど味を馴染ませてできあがり!
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こちらの大きな綿毛化して種になったものを思いきって挑戦!
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・・ジャリ、ジャリ・・。
綿毛と種はなかなかの存在感(笑)
美味しい!・・・とまでは言えない苦さと渋みでしたが、
栄養のつまった種を食してエネルギーチャージした気分です!
最後はバケットと乗せてブルスケッタでいただきます。
たんぽぽのほろ苦さとガーリック、そしてオリーブオイルがパンの甘みとなじんで美味しい。
これ、意外といけるかも!
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今回食してみて、たんぽぽの花茎は葉ほどの苦みはなく美味しいです。
蕾、綿毛化した花、種はどの状態でもほぼ同じくらいの苦さで、葉よりもかなり苦いということがわかりました!
蕾は苦みとともに渋み、味にも食感にも存在感があるので、より工夫してレシピを考えていきたいと思います。
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