
この建物は電気が2回線引き込まれています。
2世帯住宅で電気の支払いを別にしていたようですが、2つも不要だから1つにして60Aにするよう代表から指示が。
確かに一体の建物として利用するのに、電気料金の請求が二通くるのはおかしい。
電気を分けていたので電力会社のアンペアブレーカーも2つあります。
代表が事前に不動産屋さんに問い合わせたところでは、回線を1つにする工事は数十万円かかるとのこと。
数時間の作業が数十万円とはどんな特殊な作業をするのか見積内訳をみたいと思いましたが、代表からは棟梁に相談してみろと。
棟梁に相談すると、「いい電気屋さんがいるからそこに頼むといい」と即答!
また、「俺が頼んでやる」と言っていただき、数日後に工事となりました。

外部の不要物の一つにブロックとコンクリートで作られた風呂釜の小屋があります。
現在の一般的な住宅ではガスか電気、石油の給湯器でお湯を作ってキッチンや風呂に給湯するので風呂釜なんて知らない方もいるかもしれません。
また、前住人の方が住んでいた直前も石油の給湯器で風呂のお湯を沸かしてしていたようですが、どんな給湯器だったかは不明です。

↑ 右横から見た画像
このコンクリート小屋は歪んでいて見た目も決して良いとは言えず、何かに代用するスペースにもなりません。
すぐに崩壊することはありませんが、やや危険な状態であるともいえます。
安全を最優先する代表からは、当然、撤去の指示です。
棟梁に相談すると、「左官屋さんがやってくれる」とのこと。
一般的な感覚では解体屋さんが思い浮かぶのですが、各職人の技量を熟している棟梁からの回答はなじみの左官屋さん。
なるほど。
確かに○○屋さんと言っても器用な職人は何でもできるので、この地でのこの左官屋さんは重宝されているのだと思います。
これから足場をかけたりするので、先行して作業していただくことに。

代表と打合せをして新たな改修計画を立案、簡単な図面を作成。
図面を持って現場へ行き、棟梁に相談。
「え~、こんなにやるの?」
と、驚いた表情をしながら、
「俺が職人を手配してやるよ。」
と、簡単に引き受けてくれます。
棟梁として、この地で47棟もの木造住宅を建てた経験は流石です。
今でも近所の簡単な補修などは世話をしているようで、工種ごとに職人さんが瞬時に頭に浮かぶようです。
最初はお隣のいいお爺さんというイメージでしたが、急に心強くなり、工事がとても愉しみになってきました。
※棟梁:建物の屋根を支える「棟(むね)」と骨組みを意味する「梁(はり)」が語源で、家を支える重要な存在であることから来ていて、木造建築において、工事を指導・監督する大工職人の責任者を指します。

和室3室の床改修工事完了後の代表の新たな改修計画案は、
・建具撤去
・他の部屋の床も張り替える
・壁は張り替える
・ぶち抜ける壁はぶち抜く
・天井も張り替える
意匠は上記くらいですが、これらに伴い電気設備、衛生設備にも手をかけなければなりません。
電気設備は、
・照明交換
・古い直付けの器具はローゼットに交換
・分電盤交換
衛生設備は、
・流し台交換
・水栓交換
さらに、外部も、
・外壁塗りなおし
・雨樋交換
・不要部分撤去
これだけにとどまらず、
・サンルームの設置
しかも3ヶ所・・・。
全面改修(それ以上)じゃん!!
計画案を聞いていると、これは大変だと思う半分とてもわくわくしてきます。
取り急ぎ、棟梁に相談です。

和室3室の畳からフローリングへの張替えの改修工事完了後、綺麗に仕上がった室内を観て代表から思わぬ言葉が・・・。
壁も変えたい!
その場に居合わせた棟梁と工事の段取りをしていただいた材木屋さんが、一瞬言葉を失います。
詳細は後日、代表と打ち合わせ、改めて棟梁に伝えることになりました。
確かに和風の塗り壁や襖、障子などは西洋風の意識が強い代表のイメージからすると、ずれがあります。
代表のイメージは、ログハウス!
日本の伝統家屋の代表的な木造軸組みの建物を欧米で造られているログハウス風に仕上げる必要があります。
なかなかの難題に直面いたしました。
取り急ぎ、代表から壁は板張りの指示をいただき、材木屋さんも張った床に合う材料があるというので後日提案していただきます。