
棟梁と材木屋さんと私の3人で代表のオフィスの改修工事の途中の状況を確認しています。
代表からは特に指示が無かったのですが、3人で気になるところが・・・。
棟梁:「大したもんじゃないから取っちゃえばいい」
材木屋さん:「なんか、違和感あるよね」
私:「代表はおそらく取るって言いますね」
ということで、代表に確認。
即答で
「うん!取って!!」
欄間の撤去が決定いたしました。
材木屋さんが
「承知いたしました!! あ~、よかった!」
と。
この欄間が残ってしまうと、空間にモヤモヤ感が残ってしまいます。
材木屋さんも職人肌の方なので、いろいろなところに目配りをしていただき、気になるところは必ず確認してくださります。

代表のオフィスの改修工事で取りまとめ役の材木屋さんから電話があります。
「母屋のキッチンはすでにカバー工法で施工してあるよ。この床板剥がせそうだから剥がしていい?」
改修工事計画時は、既存のままでよいとか、やっぱり剥がして張り替えた方がよいとか、いろいろ検討いたしましたが、この床の上に新たにフローリング材を張る予定で落ち着きました。
ただ、その場合、敷居から床が12㎜ほど高くなるので敷居との間に見切り板を付けるなど工夫が必要なうえ、最終的には段差ができてしまい、実は収まりがよくありません。
そんな状況のなか、母屋のキッチン設備を撤去すると一度床をカバー工法で回収している形跡がみられたのです。

↑ キッチンを撤去した右半分が竣工当時の床
竣工時は塩化ビニールシートの仕上げだったようです。
時が経つにつれ汚れてきたからか別館を増築したついでかはわかりませんが、カバー工法で床の改修工事をしたようです。
材木屋さんに詳しく聞くと、接着剤はそれほど強くなさそうなので手間もそれほどかからないし、新しく張ろうとしていた床材と同じ厚さだし、剥がして張った方がきれいに仕上がるから剥がそうと・・・。
反対する理由などありません。
代表も「そうしましょう」と即答です。
懸念していた問題の一つが解消され、ほっとしました。

改修工事中の代表のオフィスは二世帯住宅だったのでキッチンも2つあります。
キッチンを2ヶ所で使うことは想定していないので片方は不要となり、母屋側の流し台は撤去です。
建物の工事において、工事区分は現場により様々で流し台などの撤去は誰がやるのか状況に応じて判断します。
流し台の交換だけなら水道屋さんの工事になりますが、今回はこのキッチンの床も改修するので大工さんに工事をしていただくことになりました。
レンジフードや換気扇、給湯器なども不要なので撤去・廃棄です。
なお、こちらは撤去後、小さい流し台を設置することの指示が代表からあります。

代表のオフィスの改修工事の前回からの続きで、棟梁から
「風呂の方はどうする?」
と、また電話があります。
母屋のバスルームは改修後にバスルームとして使わないことは決定しています。
水は使いますがお湯は使いません。
また、この部屋(バスルーム)で長時間の作業をするわけでもないので、代表からは換気扇は無くして問題ないとの指示です。
昔の建物にはよくあることですが、この建物の設計図は手書きの平面図しか残っていなく、設備がどのような設計になっているかは不明ですが、工事をしながら又は建物完成後に必要なものを追加していったのではないかと想像します。

代表のオフィスの改修工事中にまた棟梁から電話があります。
「外から取っている換気扇の電気配線はどうする?」
何の話???と、最初はどこの部分の話をしているのかわかりませんでした。
通常、内部の配線は内部で完結します。
しかしながら、歴史あるこの建物において、設計時にトイレの換気扇を付ける仕様ではなかったのか又は工事の途中で換気扇を付ける仕様変更をしたのかわかりませんが、外部コンセントから内部の換気扇の電源を取っています。
このトイレは一体的空間の一部になるため、換気扇は撤去し器具がついていた穴は塞ぐことに。
当時の裏技を垣間見ました!