
この改修建物は、いわゆる田舎にあります。
一般的に田舎と言われるところには下水道が整備されていないため、各建物で生活雑排水や雨水を敷地内で処理(浄化)し、きれいな水にして敷地内で浸透させるか河川などに流します。
この汚れた水を浄化するために浄化槽が必要になります。
浄化槽は汚水を微生物の働きで分解・浄化する仕組みで、その微生物への酸素供給や汚水の撹拌などのためにエアーポンプ(ブロワー)が必要になり、汚水をきれいにする好気性微生物に酸素を送る心臓部の役割を担っています。
この好気性微生物が活発に活動し汚水を効率よく分解できるように浄化槽内に絶えず新鮮な空気を送り込んでいます。
代表が建物を購入した時はすでにポンプは故障していたようで、水道屋さんが「ポンプが壊れているからすぐに替えた方がいい」とアドバイスしてくれました。
棟梁も前住人の方から故障していたことは聞いていて、さらに、雨水の配管から臭いが出ていると教えてくれました。
このエアーポンプが壊れていると酸素の供給が途絶え、好気性微生物が数日以内に死滅し始めます。
その結果、汚水中の有機物を分解するプロセスが嫌気性分解(酸素を使わない分解)に切り替わり腐敗が進み、ひどい場合は水回りから強烈な腐敗臭(硫化水素など)が発生(これが最も早く気づくサインとなります)し、非常によろしくありません。
ということで、新品のエアーポンプが設置されました!

外階段に続くベランダの手すりも外階段と同色のブラウンで塗装しました。
検討当初、手すりを撤去して新しい手すりを設置するなどいろいろ検討しましたが、塗装に落ち着きました。
少し雨漏りがありましたが、鋼鉄製の手すりはしっかりしていたので、塗装補修で問題ありませんでした。

別館の窓の上の霧除け(小さい庇)もしっかり塗っていただきました。
あれ?
出窓の上が塗られていない。

塗装屋さんは不在だったので棟梁に確認。
「塗ってないねぇ、なんでだろ?明日、塗装屋さんに確認してやるよ!」
と。
次の日、棟梁から電話をいただき、
「そこは銅だから塗装できないんだよ。」
なるほど!
銅は塗料との相性が悪く密着せず、すぐにはがれてしまうからです。
ここはアルミでよさそうだけど、銅をつかうんだとやや疑問を持ちましたが、改修工事はまだ続きます。

この建物はなぜか外階段がありますが、もちろん、この階段も塗装しました。
代表に選定していただいた色はバッチリです!
ただ、よくみると裏側等に塗り残しがあります。
すぐに塗装屋さんに伝え、対応してもらいます。
細かいようですが、施主の意見はしっかり伝える必要があります。
塗装前と比べると見違えました。


外壁の塗装はほぼ完了ですが、別館キッチンのところにあるプロパンガスの配管と金具が残っています。
プロパンガスのボンベは代表の配慮でもっと入口に近いところに置くことになったこととキッチンはIHにしたのでガス配管とこのボンベを止める金具はここには不要です。
塗装屋さんには不要な金具類は撤去するよう伝えてありましたが、ここは具体的に指示していなかったので塗装屋さんとしては必要と判断したようです。
このくらいの配管の撤去は水道屋さんがすぐに対応してくれます。