クロスを張り終えたところは衛生設備が設置されます。
別館1階は既存の便器が再設置され、別館2階は新設の便器が設置されました。

↑ 別館1階トイレ
別館1階のトイレは職人さんが利用してもよいという代表の計らいにより工事が完了するまで仮設トイレとして既存便器を利用します。

↑ 別館2階トイレ
別館2階に設置されたトイレはもちろんウォシュレット(TOTO)です。
リモコン式なので操作盤は壁に設置されています。
あ、ご存知とは思いますが、「ウォシュレット」はTOTO株式会社の登録商標(商品名)で、株式会社LIXILの製品の登録商標は「シャワートイレ」、パナソニック株式会社は「ビューティートワレ」などです。
この改修建物は母屋にもトイレがありましたが撤去し倉庫やサニタリーと一体化し、オフィス機能の一部となります。

↑ 母屋旧トイレ
写真左の倉庫と奥のサニタリーと一体化となります。
まだ先ですが、完成のイメージが沸くようになってきました。
内装の杉目板張りやクロス張りと並行して、細切れで設備工事も進みます。
母屋のバスルームはバスルームとしては利用せず、観葉植物を育てたりする空間にします。

↑ 水栓交換前母屋バスルーム
お湯は使わない予定なので古い水栓金具は新品に交換、シャワーの部分は使わないので止栓します。
不要なモールやタイマーなどがあるので、撤去してきれいに仕上げます。

↑ 水栓交換(給湯無し)

↑ シャワー水栓撤去&止水
改修建物全体で既存のエアコンは2ヶ所設置されています。
母屋の茶室に1、別館のリビングに1。
この地はやや寒い地域なので当時はエアコンが無くても夏の夜は涼しく、冬はこたつやストーブで暖を取っていたので問題なかったと思われます。
ただ、冷房はこの2台で賄えそうですが、昨今の夏を乗り切るにはなかなか厳しかったかもしれません。

母屋のエアコンは茶室の出窓の上部の隅に隠れていて熱効率は悪そうです。
スイッチオン!
稼働はしますが古いのでパワー不足です。
改修で内部建具がなくなり大空間となるのでキッチン側に位置を変更するとともに業務用の20畳用を設置します。

別館のリビングの方も確認します。
スイッチオン!
あれ?
稼働しません。
こちらはこの位置で業務用12畳用に交換です。
別館の階段下収納は既存のベニヤ板が薄く、強度も低い。

こんな薄い材料を使っているのかと驚きつつ、そのまま補修してクロスを張ったらすぐ破けてしまうので石膏ボードを下地として張ることに。

安心してクロスが張れます。
改修工事の検討をしていく中で、部屋と収納、部屋と廊下等の床の境界部分の処理を考える必要があります。
最初から一体的な空間の予定で一気に解体したのであれば敷居ごと撤去して同じフローリング材で床は壁から壁まで張れるのですが、今回は部屋の床を先に張って、後から収納の床も張って一体的にするなど追加工事対応の多い現場となっています。
この中で別館の既存のリビングの床は残すのですが、収納の床はベニヤ板張りなので収納の中だけフローリング材を張ります。

↑ 別館1階リビング収納
敷居を撤去してリビング側の床に続けてフローリング材を張ってしまうとしっかり止められないので床材が浮き上がってきたりします。
写真の収納の床はベニヤ板を撤去して新たにフローリング材を部屋と同じ高さに張るので、境目にある敷居を残すか撤去して新しく見切材を入れるか・・・。
部屋ごとに材料の形状が違うので、棟梁と材木屋さんとどのような収まり(仕上げ)にするか相談して進めていきます。