2025年7月11日 09:00
大工さんと一緒に動いてくれているとりまとめ役の材料屋さんから電話があります。
「母屋のキッチンはすでにカバー工法で施工してあるよ。この床板剥がせそうだから剥がしていい?」
改修計画検討時は、既存のままでよいとか、やっぱり剥がして張り替えた方がよいとか、いろいろ検討いたしましたが、この床の上に新たにフローリング材を張る予定で落ち着きました。
ただ、この場合、敷居から床が12㎜ほど高くなるので、敷居との間に見切り板を付けるなど工夫が必要なうえ、最終的には段差ができてしまい、実は収まりがよくありません。
そんな状況のなか、母屋のキッチン設備を撤去すると一度床をカバー工法で回収している形跡がみられたのです。
↑ キッチンを撤去した右半分が竣工当時の床です。
竣工時は塩化ビニールシートの仕上げだったようです。
時が経つにつれ汚れてきたからか別館を増築したついでかはわかりませんが、カバー工法で床の改修工事をしたようです。
材料屋さんに詳しく聞くと、接着剤はそれほど強くなさそうなので手間もそれほどかからないし、新しく張ろうとしていた床材と同じ厚さだし、剥がして張った方がきれいに仕上がるから剥がそうと・・・。
反対する理由はありません。
代表も「そうしましょう」と即答です。
懸念していた一つの問題が解消され、ほっとしました。