2025年8月12日 09:00
足場を組み立て終え、現場が少し落ち着いた感じになったところで、よくできているなぁと壁を見ていたところ、
「よくできているだろ。これをやった左官屋は凄い腕がよかった!」
と、棟梁が隣から声をかけてきます。
何を見ていたかといいますとこの母屋の外壁はクラックがどこにもないなぁというところを見ていました。
「補修したのですか?」
と、お聞きしたところ、
「してないよ!」
とのことです。
外壁がモルタル仕上げの建物で40年を超える建物となると、窓の角から斜めにクラックが入ってくるので、補修の有無をお聞きしたところ、やってないと。
棟梁と協業してきた左官職人の中でも相当の技量を持っていたようで、棟梁もたくさんの現場でお願いしたようです。
今まで大きい地震もなかったことや地盤がよく基礎をしっかり造っていた建物ということもありますが、数十年後も当時の仕事ぶりがわかるのは見事です。
代表が購入した理由を改めて実感しました。