2025年1月31日 08:00
大小の筒形ボトルに入れた標本型コケテラリウムが現在多数売られています、小さなものでは試験管に大きなものでも直径12Cmほどのロングシャーレ型のガラス容器で造られます。
価格はコケの種類によって異なりますが、一番安い直径2Cmほどの試験管型で1~2,000円ほど、ロングシャーレ型では3~5,000円ほどです。
私は生態観察記録を目的に新たにコケを入手する度に標本型コケテラリウムを造っています、今回はそういった標本型コケテラリウムのヒノキゴケ版です。
ヒノキゴケは私の中ではナンバー1と呼んでもいいほど非常に魅力的なコケです、何といってもフサフサとしたダウンフェザーのような容姿と触り心地は植物のものではありません、それほどキメ細かな葉をしています、これが数十本集まって群生している姿はこの世のものとは思えないほど綺麗です。
また新芽は茎の途中や脇からどんどん出てくるので1つの茎に葉体が10個以上集まっているものもあります、時々こういう株立ちしたようなヒノキゴケに出会うとすぐテラリウムのメインにしてしまいます、これ以上増やせないだろうというほど葉体を付けたものがどうなっていくのかも楽しみの一つです、答えを言ってしまうとそのうち倒れてそれぞれの葉体が株立ちしていき増殖を繰り返します。
ヒノキゴケを使った標本型コケテラリウム
数本まとめるだけで豪華に見えるのでテラリウムでは重宝します
ヒノキゴケ(拡大)
ヒノキの葉というよりもダウンフェザーのような形状で大きさもあって見栄えがいいです
割と大きく成長するのでテラリウムではアクセント的に使えます
☆創作ノート
・コケ ヒノキゴケ
・ソイル コケ専用ソイル(華みやび)、アクアリウム用洗浄済小石(GEX)
・ケース ロングシャーレ(15Cm長)