イワヒバの葉を一枚ずつ剥がして植えたようなシダ類であるカタヒバです、イワヒバはロゼット型で葉が幹を中心に広がるように生えてきますがカタヒバは1枚の葉が土から直接生えてきたように増えていきます。
秋から冬には紅葉し綺麗なオレンジ色や赤色に代わり盆景などに使うと面白いシダ類だと思います、ただ室内で育てると紅葉しない場合が多いので工夫が必要です。
地方オフィスの庭に自生しているカタヒバ

葉の形にバリエーションがあるのか成長過程で変わるのか不明

盆栽のグランドカバーとして植え付けたカタヒバ
寒くなってくると紅葉が綺麗です

とてもシダには見えない1本の葉も無い茎だけの植物ですが立派なシダ類です、昨年購入した物件の庭や果樹園に自生しています。
大型のテラリウムや池作りで人気のシダ類で和食レストランの庭には必ずと言ってよいほど植えられています、園芸店で買えば結構よい値段が付いていますので私的にはいつでも好きなだけ採取して使えるのは嬉しい限りです。
地方物件のあちこちに群れを成して自生しているトクサ

日本各地の日陰で見ることができるイノモトソウ、名前の由来は井戸の石垣などに自生するところからきています、日陰を好み夏場の直射日光を長期間浴びると枯れてしまいます。
イノモトソウには春先に出る全長15Cmほどの小さな幅広な葉の栄養葉と夏ごろから出てくる全長60Cmほどになる細長い葉の胞子葉があり、一目だと同じ種とは思えない容姿をしています。
盆景やテラリウムでも使われることがあり、割と育てるのは簡単で定植したら放置すればだいたい根付いてくれます、地方オフィスや本丸のあちこちに自生しています。
園芸店で売られていたイノモトソウ(栄養葉)
地方の物件を手に入れる前はシダやコケをテラリウム素材として園芸店で買っていました。
今では売るほど身近に自生しているので買うことも無くなりました

イノモトソウ(胞子葉)
栄養葉とまるで違う容姿で同じ種とは思えません

ヒメクラマゴケと名前にコケと付いていますがシダの仲間です、盆栽のグランドカバーにも盆景にもテラリウムにも使える小さな弱々しいシダで山野草として販売用に育てている専業農家もあります。
シダ類ですから環境さえ合えば年々広がっていきますが成長や繁殖力は弱くどんどん増えていくという感じではありません、それだけにある意味では貴重なシダ類と言えるのかもしれません。
ノイバラの鉢にグランドカバーとして植えたヒメクラマゴケ
上の方に生えているのは別種のシダ類であるカタヒバと苔類のシノブゴケ

普通の雑草にしか見えないのですが山に自生するれっきとしたシダ類のトウゲシバです、草高は5Cmほどにしかならず小さくまとまるので自然の中では目立たない存在です、シダから草本類への進化の途中で固定化した植物なのでしょう。
増やし方は上部を挿し木するか土に水平に寝かせて脇芽を出させて分離させるかしかありません、他の草のように途中から脇芽を出すこともなく増やしたり育てるのはかなり難しいシダです、時々テラリウムに使われたりしますが山野草の盆景に使うと面白いと思います。
