この数年の間に極小のミニ盆栽やマメ盆栽に加えて試験管程の細いガラス管や小さなガラス小瓶で作るテラリウムが大流行しています、私も果敢にチャレンジしています。
小さな小瓶を使って幾つもミニテラリウムを作っていますが、蓋をして密閉させると何もしなくても半年以上は飾っておけるのでズボラな私にはこのスタイルのテラリウムが向いているようです。
密閉してもコケの呼吸によってガスの循環が行われるのでコケが成長できます、基本は室内の明るい場所に置きますがほぼ陽の当らない場所でも徒長気味になりますがコケが枯れることはありません。
小さなガラス瓶の中に自然を閉じ込めたコケテラリウム
コケは大好きなヒノキゴケをメインに使っています

乾燥バジルなどハーブやスパイスと共にインテリアの一つに使っています

☆創作ノート
・コケ ヒノキゴケ、スギゴケ
・ソイル ピートモス、バーミキュライト
・ケース ガラス製小瓶(直径3Cm)
秋に赤い小さな実を付ける紫檀のなかで花が白い白紫檀のほうきづくり盆栽です、紫檀の花は非常に小さいので咲いても目立たないのですが赤い実を付けると急に紫檀の価値を表現しだします。
また実は春まで落ちませんので長い間楽しむことができます、ただし落ち頃は非常に汚れた感じになりますので自然落下を待たずに剪定したほうがよいでしょう。
尚、強剪定は厳禁です、非常に繊細な樹木で剪定の時期や方法を間違えるとあっという間に枯れてしまいます、また根腐れにも弱いので水はけのよい土を選ぶようにしましょう。

☆創作ノート
・樹木 白紫檀
・樹形 ほうきづくり
・鉢 観賞用プラスチック丸鉢
石付きの根上がり仕立てのニオイカエデです、石付きで根上がりに仕立てて2メートルほど成長させた後に幹をほぼ根の部分で潔くばっさりとカットして中品盆栽に仕上げています。
仕立ててから4年目ですが毎年冬に枝をほぼ全部刈り上げて根だけにしますが春にはしっかり芽を出して葉を付けます、そして根はカットする前の幹よりも太く立派に成長しました。
葉や幹ではなく根を鑑賞する仕立て方です、こういう盆栽も非常に奥ゆかしさを感じて人を選びますが個人的には好きなスタイルの一つです、適時に化粧鉢に移して室内観賞用にしたいと考えています。
根を鑑賞するための石付き&根上がり仕立てのニオイカエデ

☆創作ノート
・樹木 ニオイカエデ
・樹形 値上がり
・鉢 育成用素焼き鉢
園芸の世界には「吊りシノブ」というものがあります、これはシダ類であるシノブをミズゴケで作ったボールに巻き付けてシノブの涼しげな情景を愉しむもので吊りシノブ専門で作っている業者もいます。
その吊りシノブを手軽にテラリウムで楽しめないかと考えて園芸用品の吊りガラスボールがあるのを思い出して早々に作ってみました、作り方は非常に簡単です、ガラスボールにミズゴケを詰めてシノブの根茎を差し込むだけです。
時々水分を与えれば勝手に温度さえ合えば芽を出し涼しげな葉をどんどん出してくれます、葉が出てきたらミズゴケだけでは見栄えが良くないので化粧用にミズゴケの表面に容姿が似ているシノブゴケを敷き詰めます。
吊りシノブならぬ吊りシノブテラリウムを作ってみました

こうやって吊るして愉しみます

☆創作ノート
・シダ トキワシノブ
・コケ シノブゴケ
・ソイル ミズゴケ
・ケース 吊りガラスボール(直径12Cm)
雲仙コメツツジは最も小さなツツジで盆栽に多用されます、盆栽では樹高15~20Cmほどに抑えてドーム型に仕立てられます。
面白いのは名前に雲仙が付いているのに長崎県雲仙地方には自生していません、現在出回っているのはほとんどが人工的に作られた園芸品種です。
耐寒性もあり非常に育てやすいと言われていますが夏の日差しと乾燥で枯らしてしまう例が多々あります、実験で10株地植えしたら夏場に6株が枯れてしまい半日陰になるところに植えた株だけが残りました。
元気に育てるには鉢植えにして夏場は半日陰になるところに置き水を切らさないことがコツです、常緑ですが寒さに当たると葉が赤茶色に変わり枯れたように見えますが春には緑に変わり1Cmほどの花がびっしりと咲いてくれます。
土壌は酸性度を好みますので鹿沼土がよく用いられますが水はけが良ければどんな土でも育ちます、実際地植えしたのは普通の畑の土で特に肥料も与えることもなく放置しても育ちます。

☆創作ノート
・樹木 雲仙コメツツジ
・樹形 ほうきづくり
・鉢 育成用スリット鉢