2025年1月17日 08:00
大小の筒形ボトルに入れた標本型コケテラリウムが現在多数売られています、小さなものでは試験管に大きなものでも直径12Cmほどのロングシャーレ型のガラス容器で造られます。
価格はコケの種類によって異なりますが、一番安い直径2Cmほどの試験管型で1~2,000円ほど、ロングシャーレ型では3~5,000円ほどです。
私は生態観察記録を目的に新たにコケを入手する度に標本型コケテラリウムを造っています、今回はそういった標本型コケテラリウムのコツボゴケ版です。
コツボゴケは雌雄異種のコケで雌株と雄株が共存して繁殖していきます、雌株は蔓性植物のように細い茎を伸ばしながら成長するので成長スピードはかなり速い方です、写真のようにソイルに植えるよりも石や流木に活着させると蔓がより鮮明に見ることができ緑のチェーンのようで非常に綺麗です。
上手く水に慣らすと水生化するようでアクアリウムでも利用することができます、とにかく半透明な薄緑色の葉が美しく霧を吹いたあとの光を浴びた瑞々しい葉色はコケとは思えない美しさがあります。
コツボゴケを使った標本型コケテラリウム
半透明のプラスチックのような葉が美しくアクアテラリウム向きのコケ
コツボゴケ(拡大)
カサゴケを小さくしたような葉の形状をしています
細長い蔓のような雌株と花のような雄株が共存する雌雄異種のコケ
☆創作ノート
・コケ コツボゴケ
・ソイル コケ専用ソイル(華みやび)、アクアリウム用洗浄済小石(GEX)
・ケース ロングシャーレ(9Cm長)