現在の状況は過去から自ら作り上げた、
「原因」による「結果」という集大成である。
善し悪し全ての「結果」には必ず「原因」が存在する。
「結果」を見て一喜一憂してはその場だけで終わる。
「原因」を常に省みることで次の「結果」に繋がる。
思ったようにいかないのは過去の「原因」に起因している。
だから、状況を把握し「どうしよう」と考えるのではなく、
「どうしてだろう」と考えることが肝要である。
「原因」は全て自分で選んで行動してきた自己責任。
すべての「結果」が自己責任であれば、
すべての「原因」もまた自己責任である。
今の状況すべてが自分が作ったものなのだから、
誰のせいでもなければ世の中のせいでもない。
本当に美味い話しはそうは容易にくるわけがない。
でも一生にほんの数回だけ、
誰にでも本物の美味い話しが確実に飛び込んでくる。
成功する人はそういう嗅覚に極めて敏感である。
一生に一度しかないような話しに躊躇せずに乗る。
そして結果的に大成功しこの世の春を謳歌する。
本当に美味い話しは99.9%の人は信用しない。
何故なら本物を見抜ける人にしか解らない、
極めて怪しいオブラートで幾重にも包んでいるからだ。
成功しない人はまず話すら聞こうとしない。
成功したければ市井の人と同じ判断をしないことだ。
来た情報はまず自身でしっかり確認すること。
そして他者が何を言おうが自身の感性と責任で判断する。
一見儲かりそうな話しはすべて似非情報である。
成功したことがない人は常にこういう話しに乗ってしまう。
成功者の思考は複雑に見えて実は極めてシンプルである。
何事もシンプルに考えた時ほど上手くいくことを熟知している。
シンプルで単なる小手先のアイデアなのに、
複雑化して考え抜いたスキームのように見せかける人もいる。
こういう見せかけの複雑なスキームは確実に上手くいかない。
成功者のビジネススキームはシンプルの中にも巧みを感じる。
複雑な体系や商流を全てカットして解りやすくしている。
解りやすいビジネスは多くの賛同者を引きつけて加速する。
だから何の苦労もなく成功する。
「シンプル・イズ・ベスト」は確実にスキームにも適合する。
リスクとは何かを得た瞬間に生まれるもの。
資産や家を持てば失うリスク。
会社を創立すれば倒産のリスク。
善き縁での出会いは離別のリスク。
何かを得れば必ずリスクも付いてくる。
では何も得ないことがリスクヘッジなのだろうか?
否、最も大きなリスクが付いてくる。
それは「人生をつまらないものにする」というリスクだ。
これほど極めつけの最大のリスクは他にない。