私募債とは、民間企業が発行する債券で、広く募集する公募債と、49名以下の人に限って募集することができる小規模私募債の2種類が有ります。
公募債は、金融庁指定の金融機関が窓口となり行われるものですが、小規模私募債は民間企業が自由に発行や管理を行う事ができます。
通常、5年や10年で償還期間が設けられ、償還期限には定められた金利が付いて返済されます。
この金利部分が利益となり、納税の対象になります。
また新株予約権など、ストックオプションが設定させている小規模私募債もあり、リスクが伴うものの思わぬ利益が転がり込んでくる事もあります。
確定拠出年金とは、日本版401Kと呼ばれる年金の仕組みです。
老後の安定生活を考えた場合、リスクはほぼゼロで無理なく資産を構築する方法として個人年金があります。
個人年金は、保険を活用する方法が一般的で政府の年金に上乗せして受け取れ、更に上乗せ分の支払い額を予め自分で設定できます。
受付窓口は、ゆうちょをはじめ金融機関の窓口で申し込むのが最も安心です。
尚、老齢給付の他に障害給付や死亡一時給付がありますので、保険としての側面も持っています。
国債とは、国が証券発行という形で資金調達する借入金のことです。
国債に限らず債権は、償還期限と利率が予め定められており、購入者は定められた償還期限に元金と共に利息を受け取ることができるものです。
5年物、10年物など償還期限や受取利息などが異なる債権が多数存在しており、証券会社で購入することができます。
国が発行する債券ですので、基本的には償還期限において元本割れはありませんが、ゲインは極めて低いのが特徴です。
個人での小額での運用ではメリットが少なく、1億を超えるような資産を安全に増やす時などには有益に機能するものです。
金融機関はじめ、大幅利益が出た際などに企業が購入し損失が出た期の補填に使用されたりする例が多いです。
FXとは、「Foreign Exchange」の頭文字を取って作られた造語であり日本特有の言葉です。
外国通貨と日本円との売買において生まれる為替差益を狙った一つの投資で、「外国為替証拠金取引」のことを指しています。
証拠金取引とは信用取引ともいい、例えば100万円を証拠金として預け入れると1000万円までの売買ができるというものです。
本来「外国為替証拠金取引」は、金融機関の資産運用方式ですが、近年これを個人レベルでも行えるようなアプリケーションが誕生し話題になりました。
高利益を生む半面、極めてリスクが高いため「金融ギャンブル」だと警鐘を鳴らす人もいます。
公募株とは、上場直前の会社が上場前に株主数を増やす目的と、資金力を上場前に得ておくという施策の元に監事証券会社に委託して行う株式販売方法です。
この場合は、第三者割当増資のような募集人数に制限が無く、公募用に新規発行される株式が残っていれば買う事ができます。
しかし、証券会社が優先するのはお得意先のお客様です、つまり長期間取引口座を持ち、3000万円以上の信用取引残額を持っている人などに声をかけるのが通例となっています。
第三者割当増資に比べてゲインは少ないのですが、統計的には短期間に確実に利益が取れるということで人気があります。