ESG投資とは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統合)を重視している企業に投資することを指します。
この、環境・社会・企業統合を優先事項としている企業は、過去の統計上において大きな失敗が無く安全性が高く、場合によっては高騰する可能性が高い事を示しています。
また、財務諸表からは見えないリスクを排除でき、中長期に渡る事業計画がしっかりしているとして、機関投資家には一定の評価を得ている企業が多いとされています。
つまり、どの会社に投資するかと悩んだ際には、このESG投資を念頭に置くと安全なのかもしれません。
企業の評価方法が良く解らない人に、「ESG投資」はある程度の指標を示していると言っても良いのかもしれません。
コア・サテライト戦略とは、投資において投資資金の主要部分をコア(核)、一部の資金をサテライト(衛星)に分けて投資する方法を言います。
また、ポートフォリオを組む際に「攻め」と「守り」に分割し、効率的に運用する手法を併用します。
多くの投資機関が採用している方法で、こうすることでリスクを最小限にしながら積極的な投資が行え利益を確定できるとしています。
当然の事、サテライトでの運用はリスクが高いものにして攻めの投資を行うのが一般的であるので、例えゼロになってもコア部分の安全な守りの投資で補えるというように資金の一部に限定する必要があります。
代用証券とは、各種の投資において、現金の代わりに保証金として差し出す有価証券を指します。
解りやすく言えば、現物投資と考えればいいでしょう。
ただし、有価証券の場合、価格変動が伴う事から一定の掛け率で評価されます、この評価基準を代用掛目と呼んでいます。
投資資金がなく、更には購入している株を処分できない状態の時に利用される手段です。
バイナリーオプションとは、株式やFX(外国為替証拠金取引)において、相場が上がるか下がるかを予測する投資の一つです。
当たった場合は掛け金の1.8倍から1.9倍になり、外れた場合はゼロになります。
つまり、この0.1~0.2という差額が、運用会社の儲けとなります。
ちなみに国内のFXバイナリの負け率は75%であるが、多くの人が手軽に参加でき、しかも確定が数分で出るためパチンコと同じ感覚で行う人が増えてきています。
ただ、ギャンブル性が高いため金融庁では警告を行っています。
また、バイナリーオプション取引を行うには、金融商品取引業の免許が必要になります。
PERとPBRとは、株式投資を行う際に企業価値や株価妥当性を判断する指標として前回のROE/ROIと共によく参照されます。
PER(Price Earnings Ratio)は、株価収益率を示し、具体的には1株当たりの純利益に対する株価の比率を示しています。
つまり、PERが高ければ利益に対して株価が高くなっている事を示しており、安いうちに買いたい投資家には敬遠されますが、将来性を見て総合的に判断する必要があります。
対して、PBR(Price Book-value Ratio)は、株価純資産倍率を示し、具体的には1株当たりの純資産を示しています。
つまり、PBRが高ければ1株当たりの純資産が多い事を示し、安定した企業である事が解ります。
株投資には、幾つかある指標は、あくまでも一つの判断でしかありません。
明日どうなるか解らないのが投資の世界です、指標を参照しながら、やはり最後は自身の感性を信じて行うしかないのです。