公開株とは、証券取引所に公開された企業の株式を言います。
この公開株を売買するには、証券会社で銀行と同じように取引口座を開く必要があります。
開いた口座にお金を預け、そのお金で株式公開された会社の株式を購入したり、売却したりします。
株式の売買方法としては、2通りの方法があります。
一つは「成り行き注文」という方法、これは市場の成り行き価格で売買する方法で、市場の売り買いの状況により期待よりも高く買わされ、また安く売られることもあります。
それに対して「指し値注文」という方法は、買いたい価格や売りたい価格を指定して売買します。
未公開株とは、証券取引所に公開されていない会社の株を言います。
未公開株は、一般の人には購入することはできず極限られた人だけが購入できるのです。
その方法は、第三者割当増資に応募することですが、法的に49人以下の人にしか募集をかけられないという規定があるので、どのような人脈を持っているかが重要になります。
上場すれば平均で40倍にも一夜にして大化けする未公開株、余裕資金を使い10年ほど待てるなら、経営者と夢を共有できる未公開株は大変魅力ある投資です。
ただし、未公開株投資はリスクも高いものです、全てが自己責任で行う覚悟が無ければ行わない方が良いと思います。
トレンドとは、経済活動の流れを指しており、資産構築や運用だけではなく経営にも重要な要素となります。
景気や倒産など、経済関連の流れは数年間同様の傾向が続き、落ち着く時にはあっという間に落ち着きます。
トレンドを読むには、統計を正確に分析する必要があります、必ず一定のリズムで経済は動いているのです。
つまり、これらの一定のリズムを把握してトレンドを読むと、数年先を予測する事が可能になるのです。
統計とは、あくまでも過去のデータでしかないのですが、統計を基にトレンドを読むと不思議な事に恐ろしくその通りになる事が多々あります。
デフレとは、お金に対してモノ余りしている状況をいいます。
物価は下がり続けるが、消費が冷え込みそれぞれの企業や個人へのお金の供給も下げ続けるという経済状況であり、経済のマイナススパイラル状況と言えます。
インフレとは、お金に対してモノ不足している状況をいいます。
物価は上昇しますが、ある程度のインフレは経済成長率も上昇し、プラススパイラルの好ましい状況と言えます。
ここで最も重要なポイントは、デフレ経済からインフレ経済への変化期です。
物価上昇は先行するものの、供給するお金は増えてこないという偏った状況であり、これがインフレ経済が悪者扱いにされる一つの理由でもあるのです。
この、経済ねじれ現象は数年続くのが一般的です。
マイナス金利とは、日本銀行と金融機関との間での貸借において、実質的に金利がマイナスになる事をいいます。
日銀は、2016年1月29日に当面の間、実質的にマイナス金利とすることを決定しました。
このマイナス金利とは、各銀行が預け入れている日本銀行の金利をゼロにし、且つ預け入れ手数料を1%取るというもので、実質的に預け入れるとマイナスとなり損失が出てしまうというものです。
この裏には、各銀行は日銀から借り入れた資金を市場に貸し出すのではなく、優良な貸出先が無いとして、安全な日銀に再度預け入れている現状を打破し市場の経済活性化を促すことを念頭に置いたものです。