正義を振りかざすな!
何故、戦争や争い事は起こるのか?
自分だけ正しいと思い込み、
それを一方的に主張するからである。
経営は他者との経済取引が基本にある。
人間関係を上手く構築できない人に、
経済活動を正常に行えるはずはない。
正義正論をぶつけ合ってはならない。
経営者の人間関係構築は相互に認め合うか、
奇麗に関係を断つかのどちらかしかない。
中途半端に絡もうとするから、
自分の意思が通らないと正義や正論を持ちだすことになる。
経営は組む相手の選択が極めて重要である。
組むなら最優先で本気で付き合う、
組まないなら関わりを潔く絶つことである。
何事も中途半端が、
最も好ましくない人間関係と経済環境を生むことになる。
遺恨を残すな!
人生にはいろいろな別れがある。
その刹那の瞬間に、
絶対にしてはいけない事は遺恨を残すこと。
嫌われてもよい、
恨まれたら未来に大きな憂いを残すことになる。
成功する者は未来に憂いを絶対に残さない。
つまり、憂いを引きずっている者は成功しない。
その瞬間は修羅場になるかもしれない。
それを逃げずに、
すべてを奇麗に清算してこそ明るい未来が約束される。
憂いは笑顔の中に黒い大きな影を落とす。
観る人が観れば一目瞭然である。
「好い加減」を捨て「好い塩梅(あんばい)」をマスターせよ!
「好い加減」とは最期までやり遂げないずるさを意味し、
「いい塩梅(あんばい)」とは調度良さを意味する言葉である。
完全主義は自分も周囲もプレッシャーからのストレスを生む。
自身の方針や思考に合わない人間とは距離を置けばよい。
無理しなければできない事ならしばし一旦忘れればよい。
自分に責任が持てない事なら安請負しなければよい。
逆に、方針や思考と合う人とは密接に会い、
互いに無理を通さず切磋琢磨することを怠らない。
何事もメリハリが肝要。
陰陽バランスを上手に取りながら生きることだ。
レジェンドを残せ!
未来に武勇伝として語れるまでの実績を残すこと。
大失敗でもよい、笑い話でもよい、
語り継がれるほどの生きてきた足跡を残すことだ。
それがどれだけの価値が有ることなのか、
その時には誰にも解らない。
でも、生きてきた何かを残すことが、
人生において大きな価値を残すことになる。
成功とか失敗とか、つまらないことを考えずに、
今この瞬間を精いっぱいに生きること。
そうすればレジェンドも武勇伝も幾らでも生まれ出る。
その積み重ねが何時かは立派な金字塔となる。
やるべきことをやらない手抜き人間は日々を無駄に過ごす。
成功したければコツコツと実績を残すのみ。