危機管理能力を身につけろ!
仲間は真に大切な身内である。
できるだけ危険事項からの危機回避に努めなければならない。
場合によっては夢を諦めさせることもそのひとつである。
結果が善く出るか悪く出るかは神でなければ解らない。
やりたいようにやらせてみる、これも一つの愛情である。
ただし、その結果においての責任は誰がとるのか?
結局、誰が奨めようが止めようが、
結果責任は本人にしか取ることはできない。
嫌われようが、罵られようが、恨まれようが、
危険を感じたら身を以って制止させる。
真に大切な人だからこそ危険から守る、それが真の愛情。
愛情にビジネスもプライベートも関係ない。
応援・協力・慰め、責任回避の偽善行為の代表格である。
大切な人に対して優しさなど不要である。
必要なのは思いやりの心と守り通すという覚悟である。
自己満足から脱却せよ!
収益事業に自己満足は一切不要。
必要なのは他者満足である。
他者満足を満たして収益事業を確立することだ。
その後にゆっくりと道楽ビジネスという自己満足を行うが良い。
収益事業というベースの上に成る道楽ビジネス、
これほど愉しめるものはない。
道楽ビジネスが生業を超えて大きな成果を出すこともある。
生業ビジネスが上手くいかない理由は一つ。
最初から自己満足を追求し、
好きな事やできる事を生業とするからだ。
生業はビジネスライクに徹し収益を確保することが肝要。
生活できるまでになったら好きな事で道楽ビジネスすれば良い。
大きな挫折を味わえ!
「挫折を味わったことがない人は、チャレンジしていない証拠である」
かのアインシュタインが残した極めつけの金言である。
挫折は本当に認めるに辛い。
でも、それは自分が大いなるチャレンジを行ったという証である。
大いに胸を張って正々堂々と挫折を笑い飛ばすことだ。
良かったじゃないか、
普通の人では味わえない大いなる挫折を経験できて。
それも、ある意味の選ばれし者ということだ。
大きな挫折を味わった者は強い。
苦境を笑いながら乗り越えていく。
中途半端な挫折はその後も中途半端に終わるだけだ。
量ではなく質を極めろ!
人脈と人材は数の多さではなく質の高さが勝敗を決める。
大工が何十人集まっても家は建たない。
設計する建築士が一人いれば数人の大工で家は建つ。
プログラマーが何十人集まってもITシステムは構築できない。
設計するSEが一人いれば数人のプログラマーで構築できる。
人脈と人材で重要なのは、
自身のビジネスのキーパーソンであるか否かである。
ステークスホルダーや有能なパートナーがいれば、
確実にビジネスは回り出し結果も然るに良好である。
意味の無い人脈や人材を数多く集めたところで、
何も生まないどころか負の連鎖を生むことにも繋がる。
ビジネスで成功するか否かは、
人脈や人材を絡めたビジネススキームで決まる。
起業家に重要なのは、
儲かるビジネススキームを構築することにある。
であれば、どんな人脈や人材が重要であるかは考えるまでもない。
極めれば、有益なたった一人を得れば全てが達成できる。
「尊敬してます」と簡単に言うな!
使うのであれば、
それがどれほどのものかを試されることを覚悟することだ。
例えば、その人のプロフィールは完全に記憶しているか?
例えば、その人の実績と人脈を知っているか?
例えば、その人の思考と理想を完璧に理解しているか?
例えば、その人が発信している情報を常に見ているか?
例えば、その人の何が不快なのかを知っているか?
例えば、その人の大事にしているものは何かを知っているか?
「尊敬」という言葉の真の意味を知れば、
簡単に使うことはできないはずだ。