2023年8月25日 00:00
私の生来の生業であるIT事業を本格的に再興させて早5年が経ちました、この間にそれまでの10年間に頭の中でロジカルシンキングしてきた事項を一気に爆発させ極めて短期間で高収益化させることができました。
話は変わって世の中には「世を忍ぶ仮の姿」という言葉があります、私の生来の生業を封印してきた10年間はまさにその言葉通りの人生でした、生来の生業を封印するのには相応の意味も理由も在るのですが、上場企業からMBO(マネージメントバイアウト)によって再興するにあたり束縛が在ったということだけで詳しい話はここでは控えておきましょう。
そんなわけで再興後はそれまでの25年間の経営で資金調達や事業構築に始まり上場準備など多くの経営経験を通して蓄積されたノウハウを活かし経営と再生コンサルティングをメイン事業に変革しました、加えてサイドラインサービスとして起業や経営実務支援などを合わせて総合経営コンサルティングを事業化し経営コンサルタントとして世を忍んできたわけです。
そんな「世を忍ぶ仮の姿」時代にはそれまでの人生では出会うこともないような人たちと多数出会いました、ほとんどの人は過去の実績を知る由もなく未来に復興する計画を持っていることなど当然のこと予想すらできません。
ただただ漠然と目前にいる厳しいことを言うだけの変なオジサンだと思って接していたのでしょう、だから自身の思惑どおりに進まなければ簡単に縁を切っていきました、そんな人の中でしっかり過去の実績を調査しどんな人達と何をしてきたのかを分析していた人がいました、また極めて鋭い嗅覚を持って今はただ「世を忍ぶ仮の姿」だということを見抜いていた人もいます。
そんな人が現在大きく育ったメイン事業(IT事業)の表や裏で人生を大いに謳歌しています、そしてそれまでに思ってもみなかった上場企業相手に億規模のビッグビジネスを何度も経験し、会いたくても会えないような上場企業の代表や役員の人たちと会食するまでの付き合いをして老後のための資産をしっかりと構築しているのです。
昔から「信じる者は救われる」といいます、ただこの言葉の真意は信じる対象は他者ではなく自分自身です、自分自身の嗅覚や持っている能力に自信のある人は同じ匂いのする人を疑いも無く信じられるのです、だから何が起きても冷静に対応し離れることをしないのです。
こういう人は他者に教えられなくても成功するためのショートカット法を自然に身につけており絶好のチャンスをキャッチしたら即実行に移しそれを継続します、そして「信じる者は救われる」を見事に実践してしまうのです。
最後に自分を信じられる人は同類の他者を真に信じられるのです、逆に他者を信じられない人は自分を信じていないからに他なりません、そう他者も自分と同じように他者に対して思考していると考えているからです。
何事も決定や行動を司るのは思考です、その思考は生まれてからこれまでの経験によって形成されています、つまり今の自分は自身で過去に作り上げてきた造形物と言っても過言ではありません、人生を変えたければ目標を定めてそれに相応しい経験をしていくしかないのです。