2020年2月25日 00:00
最近の私はというと、この3年ほどは「真の健康って何だろう?」という疑問から、食事や行動心理学的な事まで時間が有ればネットや書籍で情報を収集しています。
その中で、最近よく見かけるようになった「ADHD(注意欠如多動性障害=知的障害を伴わない自閉症)」とか、「新型うつ」という病名、この2つの精神疾患は症状が特定できないもので個人によって様々な症状が出ることで知られています。
知人の脳外科医は精神科にも通じており、「ADHDや新型うつと診断された人が本当に精神病だとしたら、日本人のほとんどが精神病患者です」と言います、聞いた瞬間思わず頷いた記憶があります。
何故なら、そういう人は昔から多数いたからです。
でも当時は、特に精神病とは扱われずに個性として扱われていただけなのです。
私のクライアントであった会社経営者は、だるさが取れないと病院に行ったら精神科へ回され「新型うつ」と診断されたそうで、抱えきれないほどの薬を処方されたと言います。
ネットに流れている診断方法でチェックをすると、多数の人が「病院で詳しく検査してもらいましょう」という結果が出ます。
何が言いたいのかと言うと、こういった精神的な疾患と言われている症状などよりも、もっと社会的に怖いと思えるのが「es」による抑えられていた自我の解放ではないかということです。
なぜなら、本当に一夜にして同じ人とは思えないほどに豹変してしまうのですから。
この「es」による自我の目覚めでの行動の数々、これらははたして精神的に異常ではないのでしょうか?
これらに関しては、ネットや書籍で調べても心理的過剰反応・依存症・被害妄想・承認欲求などとしかてきません。
昔から「お化けや霊は怖くない、本当に怖いのは人の心だ」と言われています。
経営コンサルティングを行っていた頃の8年間は、私の人生において極めて特異な8年間でした。
これほど、奇異な行動を取る人との出会いが継続的に起こることはそれまでの人生において在りませんでした。
社会人時代に会社の秩序や社会性への適応抑圧により抑えられていた自我が、起業を境に解放されるのでしょう。
会社員時代とは人が変わったかのように身勝手に振る舞い、他者への気遣いができない人が多数現れては消えて行きました。
多くのこういった人達との出会いで、心の底から思える事が上記の一言です。
本当に人の心とは、何歳になっても怖いと思うばかりです。
そして、この人たちとの出会いは徐々に大きなストレスを感じるようにもなってきたのです。
本来なら、起業家は全ての責任をまっとうする職業です、つまり本来であれば会社員時代以上にマナーや社会通念を重視し、他者に気遣わなければ自身のビジネスを行えないのです。
これができない人は、起業家ではなく起業という名を借りた自分勝手で無責任な人たちだと思わざるを得ません。
私にとって「人は大好きですが、同時に大嫌いな対象」でもあります。
私は信頼関係が構築できている人とだけ、毎日でも接していたいというのが本音です、どこの誰か解らないような人と繋がるSNSやネットコミュニティの世界にどんな価値観をも見出せません。
この人たちは、私と真逆の「人は大嫌い、でも同時に大好き」な人たちではないのかと思うのです。
なのでSNSなどのバーチャルな世界に存在する人たちとは、価値観を共有できないのだと自己分析しています。
価値観は確実にビジネスマインドに反映されます、つまりこの人たちは本来の私のビジネスパートナーには成りえない人たちなのです。
実際に、現在進行中の事業の多くのパートナーはSNSをやっていません、やっていても連絡程度で少なくても自身や仲間を売り込むパフォーマンス投稿はゼロです、もっともその必要性も無いのです。
※これにて本シリーズは完結といたします。