陰陽バランス食養学の実践を日々楽しんでいます。
良く作るチキンのトマト煮を今回はフライパンではなく、
じっくり煮込む為に土鍋で作ってみました。
時間の有る時にたっぷり作って作り置きします!
先日のファンシーフーズ試食会でチキンのトマト煮を食べたスタッフが、
あまりに美味しかったため自宅で真似て作ってみたとのこと!
でもどうしてお試食会のチキンのように美味しくできないとのことで、
改めて作り方を教えてほしいと本社のラボにやってきました。
フライパンで作る場合は極弱火で時間をかけてじっくり煮込む必要があります。
しかし土鍋で作ると保温効果で煮込まなくても柔らかくなるので焦げずにキレイに出来上がります。
土鍋の方が失敗なくできますので、
初心者向けレシピという事で今回は土鍋で作りました。
じっくり煮込めるので、
チキン(鶏胸肉)はカットせず丸ごとそのままローストします。
皮は余計な脂身と共に綺麗に取ります。
ローストした鶏胸肉と、炒めた野菜を土鍋にどんどん入れていきます。
野菜は、タマネギ、ピーマン、セロリの葉です。
調味料は塩と黒コショウだけ!
出汁に鶏皮をしっかり焼いたものも投入します!
しっかり両面を焼くと余計な脂が落ちて脂臭いのが取れます、これプロの隠し技!
バジル、タイム、オレガノなどのハーブを加えて香りをつけます。
トマト缶(ホールを適当に潰して使用)を入れて煮込みます。
免疫を上げるしめじもたっぷり入れています。
火を入れて10分煮込んだらさます、火を入れて10分煮込んだらさます、を4~5回ほど繰り返して完成です。
土鍋で作ると野菜は全部溶けてしまってとろとろになっています!
鶏肉とオリーブオイルは最高の陽のマッチングです。
これにトマトやセロリなどの陰の野菜をたっぷり加えたトマト煮は、
抜群の陰陽バランス食となります!
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陰陽バランス食養学~現代に蘇る医食同源~
「陰陽バランス食養学」は食品や調理法を陰陽スコアに置き換え、
その合計点をみれば誰でも簡単に陰陽バランスが取れているかが解るという学問。
陰陽バランス食養学は、全国の書店でお買い求めいただけます。
ご購入は、学問の概要を掲載しております下記サイトもぜひご利用ください。
https://namigaku.com/all/
陰陽バランス食養学
https://function5.biz/youkei/
雑炊、お粥、おじや、リゾット。
厳密には、
雑炊は炊いたご飯で作るもの。
あまり粘り気を出さないように炊いた米を軽く水で洗ってから入れる場合もあります。
サラサラといただけるのが雑炊です。
お粥は、生米から大量の水で炊いたものです。
消化に優しく、胃腸の調子が悪いときにも食べられる料理です。
おじやは、炊いたご飯をお米の形がわからないくらい煮込んで、
トロトロになったもの、と言われますが、
じつはおじやも本来は生米から作ります。
ただ、現在でも諸説あり、また地方によっても異なるようです。
おじやは双方試していますが、
生米から作るおじやの方が、
炊いたご飯で作るおじやよりお米の食感ほぼ分からなくなるほど
トロトロに溶けて固形分がなくなります。
炊いたお米だと、ふにゃふにゃになりますが、溶けるまではありません。
何故か不思議なのですが、
一度炊くことによって、線維が変わるようです。
一般に雑煮やおじやは野菜や卵を加えて出汁で煮込みますが、
お粥は水炊きが基本形です。
リゾットは、チーズを入れたおじやのイタリアンバージョンですね。
こちらは先日の白菜クリームシチューをベースにして、
炒めていない生米を煮込んだ、
リゾット風洋風おじや?にしました。
時間がかかるイメージの生米をたくリゾットですが、
こちらも土鍋で簡単にできます。
あまったシチューの具材を取り除き、生米を煮込みます。
生米を鍋に入れ、蓋をして、煮立ったらひと混ぜします。
最後にブロッコリーとチーズを加えています。
お米がトロトロに溶けて、固形分がほとんどなくなりました。
甘くて食べやすく身体のあたたまるリゾット風おじや、おすすめです。
クリームシチューにご飯とチーズを入れると陽が強くなってしまいます。
これだけを食べると陽が強く感じますが、
寒い季節には多少陽が強い方が良いのです。
ただし、冒頭の写真のように、
陰の野菜を使った料理を加えてトータルで陰陽バランスを調えます。
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冬が旬の白菜とダイコンを使ってスープを作りました。
ダイコンは、栄養素が詰まっている葉を使います。
しかし、スーパーで買う大根は葉が落とされてしまっています。
これは乾燥防止のためなんです。
農家直送の八百屋さんには大きな葉が付いた大根が売られています。
そのため、少々高いのですが葉が使える方を選んで買っています。
カツオ出汁に適当にカットしたダイコンの葉と白菜を入れて煮込むだけです。
調味料は塩と醤油を少し加えて風味を出します。
甘い!!
翌日、酵素熟成してさらに甘く美味しくなります。
陰極まる葉野菜のハクサイや水分の多いダイコンも、
じっくり煮込んで陽の要素を加えればあっという間に陰陽バランスが調います!
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冬は白菜が旬、とっても甘くなりますね。
寒い季節には白菜をたっぷり使っての卵スープをよく食べます。
作り方はとてもシンプル。
白菜を適当にカットしたら、
鶏ガラスープに塩と醤油を少々加えてしんなりするまで煮込みます。
柔らかくなったら1度火を止めて冷まします。
ここに溶き卵を入れてゆっくり回しながら加熱していきます。
卵が固まったらできあがりです!
出汁や塩分はほとんどといっていいほど、必要ありません。
白菜だけで十分甘くて美味しい出汁がとれますので!
塩と醤油の代わりに味噌を使っても美味しいです!
陰極まる葉野菜のハクサイも、
煮込んで陽の卵を加えればあっという間に陰陽バランスが調います!
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「ナス味噌」というと、通常はナスを基本にお好みで野菜やお肉などを加え、
やや多めの油で焼いて油をなじませ味噌だれを絡める料理です。
こってりとした味噌だれとトロトロのなすが合わり、
ごはんのおかずにも、おつまみにもピッタリな本当に美味しいひと品です!
今回は、そんな美味しいナス味噌の信州版をご紹介します。
信州ではナスに味噌を包んで焼いたものが本来の「ナス味噌」という料理で、
冒頭に書いた一般的なナス味噌は信州では「ナスのあぶら味噌」と呼ばれており区別された料理なのだそうです!
これは成長しすぎたり皮が硬くなってきたナスを美味しく食べるために考えられた食し方で、信州版・ナス味噌の始まりだそうです。
対して、若くて柔らかいナスはそのままお刺身にして、からし醤油で食べるのがおすすめです!
作り方は簡単!
ナスに切り込みを入れ、お味噌を挟み込み、油をひいたフライパンで蒸し焼きにするだけです!
焼き方は皮の方から焼くのがコツです!
こうすると水分が逃げずにトロトロになります。
蓋をして、両面よく焼きます。
調理中に広がる味噌の香ばしい香りが食欲をそそります!
火が通ったら、出汁しょうゆを少々たらして完成です!
外側にはみ出した味噌はこんがりと香ばしく、
なかのお味噌はトロトロになったナスにしみ込んでふっくらとしています!
ナスの皮の硬さも一切気にならず美味しく食べることができました。
加熱や油や味噌の陽の成分を加えることで、
陰の強いナスも陰陽バランスが調います!
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陰陽バランス食養学~現代に蘇る医食同源~
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