地方オフィスの庭に3月下旬に作り始めたレイズドベッド、園芸スタッフさんが合間を縫って作り続けてくださり、10月中旬には10個に増えました!
現在はイチゴ、にんにく、かき菜などを育てています。
空いているレイズドベッドは土を育て中です!
土のなかの糸状菌さんたちに必須の緑肥は、庭の伐採した木などがふんだんにあるのでこれらを土のなかに敷いていきました!


イチゴは新しい芽も出てきています。

ニンニク。
かき菜。
ナスは11月頭に最後の収穫をして、
庭の風景は購入当初よりだいぶ変わりました!

↓こちらは物件購入当時の庭の様子。

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本丸の果樹園の一角にひときわ目立つ巨大な栗の木があります!!
代表や園芸スタッフさんは、冬の物件購入時にこの木を見たときから当然に栗だと分かっていて、この栗の木をあぁしようこうしようと計画をして話していました!
しかしわたしはどの木のことなのかイマイチ分かっておらず、春になっても栗の花は長いひも状のふわふわしたもので栗のイメージとは程遠く、夏に入り小さな栗の形状をしたものを見てはじめて「この木が栗だったのかー!」と分かったという・・なんというお粗末さ。
7月初めの様子。
栗の木だと気がつく。
秋になるのが楽しみでした!

8月の様子。久しぶりに見るとずいぶん大きくなっています。

そして9月になり上を見上げるとたくさんの実がついています!

こちらを9月の半ばに初収穫、その後4回ほど収穫でき総計100kgは収穫できました!
イガイガを足で割って取り出していきます!

収穫のたびにお世話になっている地方オフィスのお隣の棟梁さんや、みんなで分けているのですが、それでも食べきれないほどの量になります、これが毎年のように収穫できるとして・・梅でもそうだったようにどのように収穫&保存するか、こちらもまた代表は愉しく頭を悩ませることになりそうです。


栗は美味しくても皮を剥くことを考えただけで食べる気がなくなってしまう人も多いようです。
簡単に皮を剥ける方法をいろいろ試したのですが、やはり剥く前にお湯でつけておくのが一番シンプルで簡単かもしれません!
フライパンで焼き栗にするのも良いです、皮もパキッと割れて剥きやすく香ばしくて美味しかったです。

ただわたしは今後も毎年必要になるかなと思い市販の栗向き専用バサミを購入しました、簡単に丸ごと向けてバクバクと口に頬張り美味しくいただきました!
この専用バサミ、力のない女性には特におすすめです!

加工されていない天然の栗を食べたのは実家暮らししていた学生のころ以来です。他界した母や祖母が時間をかけて包丁で根気よく皮を剥いて栗ご飯を作ってくれたことを思い出し、どんなにたいへんだったろうかと有難く、なんだか懐かしいようなちょっと切なくなるような、そして今こうして恵まれた環境にいることに感謝しながら、幸せな美味しさの栗を存分に楽しみました!
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畑で身体を動かしていると、春から夏には野草やエディブルフラワーや、ソルダムやブラックベリーやミニトマトなど、なにかしらその場で食べられるおやつがあるので嬉しいです。
秋に入ると、その場で熟した柿を取って喉を潤すことができました。
熟柿って本当に甘いですね!
疲れも一気に吹き飛びます!

↓そしてこちらはイチイという植物。
秋に小さな赤い実をつけました!
イチイの木は笏(日本の古代の役人が朝廷で用いた細長い板で威儀を正すための道具)の材料として最高位の木材とされたことから「一位」という名がついたそうです。
年輪が緻密で狂いが少ないため、古くから工芸品や家具、彫刻などに使われてきたそうです。

上の方は鳥に食べられてしまって見事になくなってしまいましたが、しゃがみこんで下の方にかろうじてついているものを食べてみます。
信じられないほど甘くておいしいです!

↓こちらはほおずき。

しかし、とても美味しそうに見えますがこちらのほおずきは毒性があり食べられないとのこと、残念!
ほおずきには観賞用と食用とがあり、食用は栽培されているもので食べることができますが、一般的に知られている野生のほおずきは観賞用として用いられるもので、アルカロイドが強く食べることはできません。
お盆の時期にいくつか摘んでみんなに持って帰り、それぞれでお仏壇や思い思いの場所に置いてもらいました!

毎回いろいろな植物の発見があり、初めて知ることばかりで楽しいです!
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4月に植えた2種のミニトマト(4/9)。
自然農を取り入れた放置栽培を実践としてレイズドベッドに植えて約5ヶ月の間に、ものすごい量を収穫できました!
2週間おきでは収穫が間に合わないほど成長し、実が付きすぎて重さに耐えきれず枝の何本かが折れてしまうほどでした。
折れてもさらに実をどんどんつけていく姿に「肥糧無しだなんて信じられない!!」と近所の方も驚いていました!
赤くてきれい。数珠成りになっています。

こちらは長細い「純甘」という品種です。熟したものは本当に甘くスイーツのようです!

4カ月半の間に、熟しすぎたものはその場で食べたりしながら8回ほど収穫して、おそらく2,000個以上は採ることができました!
下の写真は一部です。





その後もまだまだものすごい量のミニトマトが成っていました!
次の野菜を植えるため、最後の収穫をしました。(9/4)
最後の収穫ではこれまでの2,000個を上回る数!

2週間おきの収穫のため落ちてしまった実もたくさんありますが、
最終的には1株で1,000個、都合4,000個を収穫し、レイズドベッドでの放置栽培は大成功を収めました!
今年はミニトマトを思う存分堪能できました!
それにしてもこちらの代表考案のレイズドベッドはすごい!
土の中にいる糸状菌のパワーを活かせた結果だそう、糸状菌恐るべしです!!
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前回から2週間後に、2回目の秋の収穫祭をしました!(9/18)
この日は前回と打って変わって、気温は真夏ほどではないのですが蒸していてとても暑い日、大量の汗をかいて体力を奪われてしまいました!
この日もまずは本丸から!
果樹園の方に行くと栗がたくさん落ちていました!

箸でつまんで、足でイガを割って取り出します!

そしてこちらも果樹園の方で干し柿で有名な大型渋柿が成っていました。
まだ早いのですが、柿の木もまた老木のため生理落果が激しいので、未完熟実を試験的に20個ほど収穫してきました!
代表が独自方式で未完熟実の干し柿を作ってみるそうです。

こちらはとうもろこし。
夏蒔きの秋収穫を狙った実験とうもろこしですが、やはり時期が遅すぎたのかあまり成長できなかったようです!この地での夏蒔きはかなり厳しいようです!
ただ小さな割にはすごく甘く、美味しくいただきました!!
時期を間違わなければ甘くて美味しいとうもろこしができると分かり、失敗もノウハウとしてまた次に活かしていきます!

カボチャ。摘心した芽や花も!

こちらは巨大ミョウガ(花付き)。
その他、水ナスなどを収穫しました!
次はオフィスへ移動し、長ナスや、カボチャ、自生しているシソ(花付き)などを収穫しました!

翌日は筋肉痛のヘトヘトになり一日仕事になりませんでしたが(笑、すごく楽しかったです!
みんなで分けて美味しくいただきました!!
代表は1年を通してこの地の気候や植物環境などの自然特性がだいぶ把握できるようになり、いつ頃自生している植物がどのような状態になるのか、いつ頃それらが収穫時期を迎えるかなどかなり解ってきたそうです!
わたしもただ食べてるだけでなく(笑、もっと学ばないといけないなぁと思います!
昨年来からのこういった各種の栽培実験を通して、年間スケジュールが立てやすくなったようです、これからがますます楽しみです!
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