2024年4月 1日 11:00
本日はサクラ茶です。
こちらのサクラの若葉をそのままお湯で煎じて飲むと、サクラの香りがとても心地よいです。
初夏の季節を感じられるお茶です!
枝の先の黄緑色の部分は、まだ若葉や幼葉で、柔らかく食しやすい部分です。
サクラの葉を生で食べる桜餅は、このまだ柔らかい若葉の部分を使用しています。
緑色に硬く成長した葉は味も濃くアルカロイドも強力ですので、絶対に生でかじらないようにしましょう。
サクラの葉は味が強いので、もし料理に加えるとしても本当にごくごく少し、です。
生でなく必ず加熱するかアルコールに浸してアルカロイドを抜いてからいただきましょう!
ちなみにこのサクラの若葉、お味噌汁にほんの少し加えるだけで一気に香り高い上品な味にかわります!
ダイコンの薄切りと合わせると本当に美味しいのです!
そのままお湯で煎じても美味しいサクラ茶ですが、今回は信州でよく作られているというサクラ茶作りをしてみました。
通常のお茶作りといえば干して乾かしますが、サクラの葉は置いておくとすぐに黒く変色してきます。
豊富に含まれるカテキンのためです。
そこで信州ではこのサクラの葉を塩で漬ける形にして、より長い期間サクラの葉の味を楽しんでいるそうです。
塩で漬けることでもアルカロイドは抜けますので理に適っていますね!
新芽と若葉の部分だけを使って作ります。
このサクラ茶はお茶だけでなく食材としても使用できます。
作り方は、沸かしたお湯に塩をたっぷり入れて注ぐだけです。
表面の雑菌が死んで何時までも香りを楽しめます。
若葉がぎっしりと詰まっています!
現在漬けている最中ですので、試食&試飲が楽しみです!
この葉を1枚お湯に入れるとサクラ茶として長い期間楽しめるのです!
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