2024年4月 4日 11:00
食べられる野草の味をそのまま確認できるようにと、
湯引きにしていろいろ食べ比べしてみました!
今回は、スイバ・ハハコグサ・タンポポ・謎の野草(笑)です。
野草はアルカロイド・シュウ酸が強いので、生ではあまり食べ過ぎないようにします、塩や酢で茹でてこれらのアルカロイド・シュウ酸を抜く必要があります!
苦みなどが緩和し甘くなるだけでなく、生食だと陰の強い野草が陽の要素を得て、陰陽バランスも向上します。
こちらはタンポポ。
こちらはハハコグサ。
ハハコグサは、お馴染み春の七草のゴギョウです!
湯引きにしていると、お湯が一瞬で黄緑色に・・!
普通の野菜ではあまり見られない現象です。
水溶性のビタミンB1・2などが豊富な証拠ですね。
ホウレンソウも同じように茹でると水溶性のビタミンB群が抜けてしまいます。
写真の上から、
タンポポ。
スイバ。
ハハコグサ。
一番手前の野草は、わたしがハハコグサと間違えて採ってしまったもの・・
収穫した野草を洗っていると、こんなことがよくあります!
においや味などから判断し、食べられることが判明したので湯引きにしました。
何かの幼苗のようです。
野草のご紹介はまた別の記事で、今回は味の感想だけ簡単にレポしていきます!
タンポポは安定の苦さ!
でも嫌じゃない苦さでクセになる味なので、不思議です!
お次のスイバは、「酸っぱい」「葉」から名付けられた通り、とても酸っぱいです!
でもかなり美味しくて驚きました!
美味しいだけあって、信州では昔子供たちが野山で摘んでは茎の部分を食べていたそうです、信州では食べられる野草として親しまれているそうです!
ハハコグサは、少し大きく成長しすぎてしまっていたため茎が硬かったのですが、野草としてはクセも苦さも少なめで食べやすいです。
春の七草ではもう少し小さなうちに収穫して葉が食べられています!
そして謎の野草のお味は・・
タンポポに匹敵する強烈な苦さでした(笑)
ただ少し苦さの種類が違います。
タンポポは飾りっ気のないストイックな苦さ、
この野草は爽やかな芳香剤のような香りと苦さがあります。
何でしょうね?
匂いと味からファンシーフーズの代表は間違いなくキク科なので食しても大丈夫とのこと、さすが信州育ちです。
ちなみにこの野草、未だになんの植物なのか判明していません(笑)
植物は膨大な種が存在しているのは誰もが知るところですが、図鑑やネット等で調べても花の咲いた成長した姿でしか確認することが難しく、また幼葉から成長の過程で様態も変化していくため、実際に長期間かけてさまざまな野草が成長していく変化を確認しない限り野草の種類を把握したり覚えることは簡単なことではないでしょう。
このように難しいからこその野草の楽しさもあります!
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