2025年5月 9日 11:00
ソースの発祥はどこの国かご存じですか?
有名なのはイギリスのリーペリンソースで、ウスターシャ地方で作られていたので、その後「ウスターソース」として世界に広がりました。
ソースはトマトを熟成して作られたものですが、完全に熟成前の生ソースは日本が有名です。
そしてこの世界に誇る生ソースが生まれたのは、トマトの一大産地である長野県なのです。
ご存知の日本人は少ないですね?
ちなみに余談ですが、かの有名な〇ルドックソース。
商品ですが、ソースづくりの際の上澄みの方をウスターソース、中央部分を中濃ソース、底の方をとんかつソースとしています。
もちろん、最後にそれぞれの味を調えてから商品としています。
ウスターの意味の具体的なことは分からず、ただ"薄い"というイメージから消費者はなんとなく中濃ソースを手に取る方が多いといいます。
しかし、ソース作りは熟成期間が必要です、当然上澄みのほうが雑菌などの問題も多くなります、そのため作るのが難しく量も少ないため価値があるんです。
ちなみに関西では、底の方をドロソースとしてよく食べられています。
底の方は本来価値は低いものになるのですが、それを安く手に入れて美味しく食べる工夫がされていたのですね。
これはどのソースが良い、悪い、と言いたいのではありません。
神経質にならずストレスなく美味しいと思うもの、食べたいものを選びましょう!
さて、話を戻して、
今回は長野人の知恵をお借りしてトマトから生ソース作りにトライすることにしました。
作り方は、タマネギとトマトをミキサーにかけてドロドロにしたあと、塩・スパイス類などで味を調えながら煮込みます。
その後熱いうちに瓶詰にして熟成させます。
大体冷蔵庫で1週間ほどで味がまろやかになって完成します!
(写真は作り立てなので赤いのですが、
熟成させていくとどんどん色が濃くなり最終的には茶褐色になっていきます!)
自家製の場合、保存剤を入れてないので30日以内に使いきりましょう!
市販のソースもとても美味しいのですが、どうしても市販品には保存剤などの添加物が加えられています。
休日に時間のあいたとき、気分転換などにも、ぜひ健康に良いソースづくり、楽しいのでおすすめします!
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