2025年5月 2日 11:00
葉物の野菜は常備しておきたくてもそのままでは日持ちしませんよね。
そこでお薦めしたいのが、この塩漬けです。
春の旬である、菜の花も塩漬けに!
漬け汁はさまざまな料理に調味料として使えます。
食べる時は塩抜きしますので、塩茹でした程度でそれほど塩辛くありません。
ルッコラの菜の花も。
特に葉物の野菜は、塩漬けでも本当に保存が難しいです。
塩分の量がポイント。
漬ける時には、これ以上、溶け切らないというぐらいの塩分にします。
冷凍保存や冷蔵庫のない時代、昔の人たちは、こうやってさまざまな野菜の保存方法を考案していました。
かまくらは今でこそ風情のある観光名所となったりしていますが、もとは昔の人たちの知恵で食材保存のために作られていたものです。
冬は、外気がマイナスでもかまくらの中は0度以下にならないのです。
だから、野菜も凍ることなく春まで新鮮な状態を保てたのです!
これ、聞いてほんとうに驚きでした!
人間の知恵ってスゴイ!
自然の力ってスゴイ!
年配の方の大自然のなかでの子供時代のエピソードを伺うと、実際に現実にそういう生活があったのだなと、異次元の世界に包まれてとても楽しいです。
かまくらの外壁が固まって崩れない安全なところまで完成すると、今度は仕上げに大人は子供たちを中で遊ばせながら、かまくら作りのお手伝いをしてもらっていたそうです。
身体の小さい子供たちは中で秘密基地みたいに楽しく遊びながら、ヒビが入ったところを見つけたらトントン天井を叩いて、こうしてかまくらはどんどん強く締まって固くなっていったそうです。
田植えの季節には農家さんの家に子供たちが全員集合して裸で泥まみれになって田んぼで遊んだそうです。
こうすることによって田んぼが耕され農家さんは助かるので、お駄賃をもらえる子供たちも楽しみにしていたそうです。
なんかいいですよねーこういう世界感。
すごくほんわかと癒されます。
泥の中には人間の健康に欠かせない土壌菌などがたくさんいます!
だから昔の子供たちは、寒い冬も風邪もひかずに元気だったのですね!
先人たちの知恵は本当にすごいといつも感動してしまいます。
そんなありがたい知恵をいただきながら、たくさんの塩漬けを楽しんで作っています。
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