タンポポの薬効成分を手軽に摂取する方法の一つとして、タンポポ茶がお奨めです。
タンポポの根は、漢方薬「蒲公英根」(ほこうえいこん)として漢方薬局などで入手できますが結構なお値段がします。
とはいえ市販の「タンポポ茶」はタンポポ100%ではなく、ほうじ茶などとのブレンドであり研究としては何が効いたのか特定できないのでちょっと使えません。
ということで自分で作るのがもっとも信頼できるという結論に達しました。
作り方はとても簡単です。
タンポポを野原などで根ごと摘んできます、都内の道路脇にもタンポポは沢山自生していますが、これは止めておきましょう。
どんな状態で成長したのか解らず有害な物質が含まれている可能性が否定できないからです。
あまり人の目に触れない田畑のあぜ道や野原など安全な状態の物を選ぶ事が肝要です。
特に無農薬ということであれば、やはり自然の野原で採取するのがベストでしょう。
根は以外に深く、引き抜いただけでは肝心な根は土の中に残ってしまいます。
ガーデニングに使う細めのハンドスコップを使って、丁寧に根を傷めないように周りの土を掘り起こして採取します。
勿論掘った後は奇麗に土を元の状態にならして置きましょう、研究には自然界に感謝を込めてこういうマナーも重要です。
持ちかえったら、直ぐに根を切り分け泥を落とします、歯ブラシを使うと簡単に細かい泥も良く落ちます。
その根を2~3mmほどに細かく切り水分を拭き取り天日で乾燥させます。
充分に乾燥したら、数日間の使う分だけコーヒーミルで細かい粉にします。
その粉をお湯に溶かすだけでタンポポ茶が出来上がります。
タンポポ100%のお茶は意外とマイルドな味で飽きがきません、胃腸にも良いのでコーヒー代わりにスタッフと1ヶ月ほど1日3~4杯飲んでいますが、それぞれに意外な変化が起きてきました。
続きは次回に!
タンポポの根から作ったタンポポ根100%の微粉末 ↓
タンポポ根の微粉末をお湯に溶かせばタンポポ茶の出来上がり ↓
たんぽぽ化粧水に続き、たんぽぽの根のエキスを使用した軟膏も作成&実験中!
ベースは、無害と言われる白色ワセリンを使用し、保湿剤としてグリセリンを5%程度加えています。
成分や量を変えながら、段階的にテスト中です。
第一段の試験軟膏の使用を始めて、わずか三週間で効果をそれぞれが体感。
その後も1年半以上にも渡り、成分と量を変えながら継続して使用して副作用なども無く、会長の尋常性湿疹も小さなものは完治しています。
たんぽぽエキス入り軟膏は、こんなに綺麗な黄色をしています。
一度できたら数年~数十年もかゆみと炎症を繰り返す「尋常性湿疹」に悩まされていた会長、なんと脚にできていた直径3cmほどの湿疹が次第に小さくなり、
炎症の赤みもひいてきました!
アレルギー持ちのわたしは、長年服用していた薬によりできてしまった薬疹に塗ってみると、数日できれいに!
今後も実験継続中、効果に期待です!
たんぽぽの根に含まれる成分がいかに優れたものかに着目したわたしたちは、協会発足以来ずっと化粧品の研究にも取り組んでいます!
わたしたちのモットーは、自身の身をもって経験して確かめること!
こちらのオリジナルな方法で抽出した化粧水、使用してから三週間でなんと長年悩んでいた吹き出物ができづらくなりました!
その後、1年以上に渡り女子メンバー2名で試用していますが、
吹き出物ができないどころか肌がつるつるで化粧乗りもバツグンです!
(抽出方法は極秘!)
現在軟膏も継続して実験中!
結果は随時報告していきたいと思います。
食用タンポポの水耕栽培研究において、水だけで成長し見事に花を咲かせた食用タンポポ。
その萎んだ花が、綿毛に変化し始めたときに種が飛び散らないように、サンプルケースに入れておいたのです。
そして、数日後蓋を開けてみると、何か嗅いだ事のある匂いがしたのです。
そこで、スタッフにも順次嗅いでもらって皆の意見をまとめると、「イグサ(新しい畳)のような匂い」、「牧草などの枯れ草の匂い」など、何れも枯れた草木の匂いと一致しました。
早々に調べたところ、この匂いの成分は「フィトンチッド」という成分だと解りました。
また、この成分は草木が枯化する際に出す成分で、植物が次の世代に繋ぐための重要な環境循環ホルモンのような物質であり、更には動物にとっては精神安定の働きをする事も解りました。
このフィトンチッドは森林浴の匂いでもあり、芳香剤として多くの商品にも天然由来成分として抽出され使われていたのです。
また、研究栽培のタンポポの葉の部分や根の部分ではほとんどこの匂いは無いのですが、花が萎れて綿毛に変わった後徐々に強く発する事も実際の研究で解りました。
これ、天然の芳香剤じゃない!?
精神安定剤として枕元に置くとかタンスの中に入れるとか、利用法は色々ありそうです。
やっぱりタンポポは深い、日々多くの気付きや感動を貰っています。
タンポポの研究は道楽事業で始めたのですが本業も絶好調、まさに幸運の天使のように見えてきました。
オフィスで咲いたオレンジ色の花は本当に奇麗でした!
今回は飲料としての活用法の話しです。
一部の愛好家が自作などして愛飲しているタンポポコーヒーは、最近では商品化されレストランなどでも出すお店が増えてきているそうです。
その効用も徐々にひろまってきており、その一番の理由は味はコーヒーとほぼ同じでノンカフェインだと言うことです。
当協会での研究では、ミネラル分の違いによる効用も大きな事が解ってきました。
コーヒー豆にはカフェインに加え多くのミネラルが含まれ、特にマグネシウムの含有量は植物界では群を抜いています。
このマグネシウムは、カルシウムと身体内で結合し骨を作る重要な働きがあります。
身体が酸性化し骨を溶かして酸性化を防ぐために、骨がスカスカになる「骨粗しょう症」予防にもなるという、本来であればコーヒーは優れモノの予防薬でもあるのです。
ただ、多飲すると、これらのミネラル分により身体が冷えるという副作用もあるのです、これにより女性には好ましくないと言われ、特に妊産婦はカフェインの有無による理由に加えて飲んではならないとされています。
その点、タンポポコーヒーはカフェインはゼロでミネラル分が少なく、デトックス効果のある成分も多量に含まれています。
また、身体を温める成分も含まれているので、逆に妊産婦には好ましい飲料と言えるのです。
さて、ここで考えなくてはならないのは、当協会としてはどうタンポポコーヒーと向き合うかということです。
これは、今後の課題としてじっくりと考えていきたいと思います。