2024年12月31日 08:00
タンポポの葉から根までまるごと漬けたタンポポ酒。
リカーに漬けてから1年半になりました!
1年半の様子がこちら!
葉の部分はすっかり色素が抜けています!飲んでみると・・苦い!!
漬けたてのころよりさらに苦みが増しています!!
これはタンポポにふくまれる薬効成分がより出ている証拠です!
苦いですが、なんだか身体がぽかぽかしてきます!
薬膳酒は時間がかかりますが、とにかくリカーに漬けるだけで簡単なため健康のためにぜひおススメします!
***
2024年12月31日 08:00
タンポポの葉から根までまるごと漬けたタンポポ酒。
リカーに漬けてから1年半になりました!
1年半の様子がこちら!
葉の部分はすっかり色素が抜けています!飲んでみると・・苦い!!
漬けたてのころよりさらに苦みが増しています!!
これはタンポポにふくまれる薬効成分がより出ている証拠です!
苦いですが、なんだか身体がぽかぽかしてきます!
薬膳酒は時間がかかりますが、とにかくリカーに漬けるだけで簡単なため健康のためにぜひおススメします!
***
2024年12月26日 08:00
休日返上でいつものようにオフィスへ!
もちろん協会のメンバーもみんな出社です。
仕事もひと段落すると、
「飲んでみるか?」
と会長の一言。
ということでタンポポ酒作りから約一ヵ月、
試飲会をしてみることにしました!
一ヵ月目の写真がこちら☆
かなりオレンジ色が強く出ています!
タンポポ全草に含まれるオレンジ色素がアルコールによって抽出されているからなのです。
現液はアルコール度35度、
酔わないためにも味を確認するためにも10倍に薄めて飲んでみます。
薄めてもやっぱり色はオレンジ、奇麗です!
してその味は・・
10倍でもまさに「良薬口に苦し」!!
朝鮮人参と同じような味がします。
朝鮮人参とタンポポの根の成分は似ているから頷けます!
ただこちらのタンポポ酒は蕾から葉までぜんぶ漬けこんでいますので、朝鮮人参を少し青っぽくしたような、まさに植物を丸ごといただいているような味です。
これは効きそう・・
季節の変わり目の体調の崩しやすい季節、タンポポ酒で元気に乗り切っていきます!
2024年12月24日 08:00
2024年12月19日 08:00
提携農家さんから研究材料として初出荷していただきました3株の食用タンポポは開花し綿毛へ、水耕栽培の可能性と花の観察が完了しました!
その後、何か加工食品に使えないかメンバーで検討したところ、薬効成分がたっぷりのタンポポの根を含めた全部を使ってタンポポ酒に挑戦してみることに満場一致で決定!
タンポポの全形写真がこちらです☆
丸ごとホワイトリカー(35度のリキュール用焼酎)につけます!
漬けこんで4日後、だんだん黄色がかってきました!
タンポポというと黄色いイメージがあるかと思いますが、タンポポには根っこから全てにオレンジの色素が入っています。
ですのでこのような色になるのも頷けます!
色素のお話に関連して、タンポポの中には花の白いものもあります!
日本古来の種では「シロバナタンポポ」などがそれに当たります。
白い色したタンポポがあることも驚きですが、もっと驚くのは花が白いのは色素が無いからではなく、持っているオレンジ色の色素をタンポポ自身が分解して白い花を咲かせていることです。
なぜわざわざオレンジ色の色素を分解して白く咲くのか・・その理由は研究段階のようですが、とにかく賢いタンポポ、きっと深くて大きな理由が有るのでしょうね!
薬効成分たっぷりのタンポポ酒の完成まで数カ月。
これからの変化が楽しみです。
2024年12月17日 08:00
「日本古来のタンポポが西洋タンポポに駆逐される」などという記事が多く見受けられますが、各種の研究論文を読むと住み分けによって日本古来のタンポポ種と西洋タンポポは共存しています。
確かに、気候の影響をあまり受けない西洋タンポポが日本全土に自生しているのは確かではあります。
さて、では西洋タンポポはいつ日本に来たのでしょう?
それを調べているうちに意外な事実が解りました、実は西洋タンポポは食用として日本に持ち込まれていたのです。
1870年ごろ、アメリカのウイリアム・ペン・ブルックスという牧師がサラダ用に西洋タンポポの種を持ち込み、札幌農学校で試験栽培していたものから種が飛び散り日本各地に広がったようなのです。
その30年程後に植物学雑誌に紹介された際に「セイヨウタンポポ」と名ずけられ、人々の知ることとなりました。
なんと、明治時代に日本で食用タンポポを栽培しようとしていた人が居たのですね!
しかし何故、西洋タンポポが野菜として定着しなかったのか、大いに疑問が残ります。
その理由も、先のウイリアム・ペン・ブルックス氏にありました。
実は彼は西洋タンポポ以外に多くの野菜の種を持ち込み北海道のあちこちの農家にその栽培方法などを教えました。
その時の野菜はキャベツ・トマト・ジャガイモ・ニンジンなど数十種に及びました。
結果、タンポポよりも日本人の舌に合った野菜が多く栽培されるようになり、悲しきかなタンポポはいつしか人々に忘れられた存在となり野菜から雑草と化してしまったのです。
こんな歴史や事実を調べると、食用として復活させたいという気持ちが湧いてきます。
また、西洋タンポポは非常に稀な生態を持っていました。
この繁殖力の強さが研究で解り、冒頭の「日本古来のタンポポが駆逐される」という事に繋がるのです。
PAGE TOP