農家さんから3年目の秋タンポポを送っていただきました。
3年目ともなると苦いかな?
早々に3年目の秋タンポポの試食をしてみます!
秋タンポポは苦いので、薬膳料理を考案中でできたビーツの出汁で炒め煮にします!

タンポポ自体は加熱すると思いのほかほろ苦い程度で、とくに女性が好みそうな味に仕上がりました!
卵とビーツの出汁の甘みとタンポポの薬効成分のほろ苦さが合わさり美味しい!
食べるだけで健康になる。そんな料理が出るレストランがあると嬉しい!
最近は、そんなこと考えながらの試食の毎日です。

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こちらは、昨年食用たんぽぽで作った自家製味噌です。

この食用タンポポ味噌をそのまま様子を見ながら見守っていたのですが、先日いよいよ2年ぶりにみんなで試食をしてみました。
なんとこれほどの期間を経過してもまったく悪くならずに、さらに酵素分解されて美味しく変化していました!
見た目はこのような感じです。
作った時と色もだいぶ変化しています。
2年目を迎え進化した食用タンポポ味噌。

は、なんとも一言で表現できない複雑な味です、なにしろ人生で食べたことのない味なので!
上品な奈良漬のような漬物に、フルーツのような酸味甘みを感じるような・・??
最後に食用タンポポの苦みもしっかりきます。
なんとも言えない、深い味わいです!
とくにご飯と一緒に食べると驚異の美味しさです。
作った当初は、半年くらいはもつかなと考えていたのですが、こんなに期間を経ても熟成発酵をつづけているなんて、お味噌と食用タンポポの相性の凄さを知りました。
いつかご家庭の食卓に食用タンポポが身近な野菜のひとつとして並ぶ日が来ることを願って。
実験大成功です!