タンポポの根は 漢方薬「蒲公英根」(ほこうえいこん)として、妊産婦の薬で母乳の出を良くし身体を温める薬として使われてきました。
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この効能に着目し、女性ホルモンの減少が大きく関係する女性の薄毛や抜け毛において、それを育毛剤に応用しようとする研究がなされています。
そしてタンポポの美髪・育毛へのすごい効能は、女性ホルモンの働きのサポートだけにとどまりませんでした。
大手製薬会社では新しい育毛素材の発見として、10年も前からタンポポ根の育毛・発毛作用について研究がなされており、タンポポ根の含有成分に、「HGF産生促進作用」と「毛包・毛髪強化因子の発現促進作用」を確認しています。
HGFとは肝細胞増殖因子のことで、肝臓だけでなくいろいろ内蔵器官を再生させる効能があるとされており、現在注目度が高いタンパク質です。
このHGFは休止期の毛包を成長期へ導く因子として知られており、その産生を高めることは育毛・発毛作用に有用であると考えられています。
発毛促進因子や脱毛因子に着目した研究は進んでいますが、タンポポ根エキスのように毛包を構成するタンパク質に着目し、遺伝子解析の結果から髪の毛を太くし、内毛根鞘をも強くする「3つのタンパク質の同時産生」を促すメカニズムを解明したのは世界初なのだといいます。
このことは、 タンポポ根に含まれる成分が、髪の毛のハリ・コシを強くする育毛への応用として、未来への可能性を示唆しています。
これらが、商品化され市民権を得ることはそう遠くないと思います。
そのとき、 タンポポの薬効成分に注目して研究を重ね、世界で初めて基礎化粧品として商品化した「ダンデリオン」、単純な発想だけではないことを証明される瞬間となるでしょう。
わたしたちは、「ダンデリオン」を誇りと自信を持って開発し販売しています!
食を通して健康を考えるタンポポ普及協会と運営母体のファンシーフーズが今注目しているテーマが「菌類」、特に乳酸菌の健康への効能は今や知らない人はいないほどですね!
現在、多くの食品メーカーが乳酸菌を研究し新たな種を発見してはヨーグルトや飲料に応用しています。
更に近年には自然農法の土壌改良や放射能除去などにも利用されているのです。
そこでわたしたちは、タンポポ研究と菌類と植物の共存共栄を体感するため、乳酸菌液を培養してみることにしました!
乳酸菌液の培養方法についてはネットなどでも手軽に多くの情報が出てきますが、生物それぞれの特性を知りつくした協会会長は、ネットなどには一切出てこない独自の理論で培養しています!
こちらは培養を初めて初日の写真。
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約一週間で見事成功!
こちらのスプレー容器に移し、タンポポの土壌と葉にたっぷりと振りかけます!
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すると夜に撒いた乳酸菌のおかげで、翌日のタンポポがますます元気に!
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生命が地球に芽生えた頃から地球上に存在していた乳酸菌。
生命発祥から原子菌類(古菌類)と共生することで進化を続けてきた動植物にとって、欠かせない存在なんですね。
タンポポもわたしたちも原子菌類無くして正常な健康を維持することは不可能でしょう!
韓国の人はどうして肌がきれいなのだろう?
その理由の一つに、常にキムチなどに含まれる乳酸菌と接しているからといいます。
乳酸菌はこびりついたタンパク質や脂質の汚れを落とす事も近年の研究で解っています、美容にも大いに活用できるのではないだろうか?
生命の共存共栄を学ぶ毎日、これからも楽しみます!
昨年5月連休から実験栽培中の西洋タンポポたち。
7月から9月までは暑さのせいかぐったりとしてしまい、
葉の大きさも成長しなくなり、じっと静かに耐えているようにも見えました。
そんなタンポポたちが秋に入り、
大きな本葉がどんどん出て来て元気いっぱいに成長しています!
寒くても暑くても動きが鈍くなるのが自然の摂理。
冬と夏はじっと耐え、春と秋に一気に成長するのですね。
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さて、植物のなかには夏に成長する品種があります。
その名の通り夏草。
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しかし、じつはこの夏草も、やはり春と秋に成長しているのです。
どういうことかというと、夏草が成長するのは朝と夕方、つまり一日を季節にするとやはり春と秋になっていたのです。
会長は人の活動や経営行動、時期、タイミングについて、
よく「暑い夏はセミも鳴かない」と例えています。
この言葉の伝えたいことがタンポポを育ててみて解りました!
夏も冬も動かなくていい、ということではなく自身の活動にもこの植物たちと同じように「季節感覚」を取りこんで、季節やリズムと一体となった活動が重要だということ。
さて秋から冬に向かうこの季節、タンポポは冬支度をはじめています。
わたしたちはどんな準備をしようか。
わたしたちは、タンポポと出会い、そして多くを学びました。
この多くの学びの中から芽生えてきた気持ち、それが今日のダンデリオンに繋がっていきます。
生命力が強くて踏まれても、踏まれても、また葉を出してくるタンポポ。
タンポポの生命力を入れた強い商品を作りたい!
こうして、たんぽぽエキス入り基礎化粧品「ダンデリオン」が生まれたのです。
タンポポの葉はさまざまな形があります!
タンポポの種類を判別する際、
よく花の総苞片の形による見分け方があげられることが多いですが、
花でなく葉からタンポポの種類の判別が可能なのか、と葉の観察を続けていました。
すると、どうやらタンポポの葉の形はタンポポの種類に応じて特有の形状になるわけではなく、
同じ種から発芽したタンポポの葉でも、
日当たりや環境による変化、季節による変化によって形状も大きさも変化していくようです。
左から、幼葉(芽を出して5ヶ月目まで)、中間葉(本葉になる前の数枚)、本葉。
同じ本葉でも、細身でギザギザの大きいもの。
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さきほどの本葉に比べて太身で先の丸い本葉。
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幼葉のうちは、みな同じ形をしていて、まったく違いが解らないのですが、成長につれて、それぞれがそれぞれの環境と成長に応じて形状を変えていきます。
人間も同じ、タンポポのように常に形を変えながら成長を続けていかなくてはなりませんね。
タンポポの研究栽培から半年。
タンポポの生き残るための知恵には、驚かされることばかりです。
タンポポの成長を観察していると、不思議なことがたくさん起きます。
一緒に蒔いた種の芽が、先に出した芽が成長するのを待って、
つまりタイミングを見計らって時間差で芽を出すのです。
一番遅いもので、なんと半年も遅れて芽を出し始めたものもあります。
その写真がこちら。
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隙間に半年遅れでこんなに小さな芽が。
不思議なことはまだまだたくさん起きます。
勢いよく一番に芽を出し成長したかと思うと、ある日突然葉がしおれてしまい、代わって近くにいた成長を心配していたほどの小さな芽がいつの間にか大きくたくましく成長しているのです。
どうやら、なにかを感じて、近くにいるたんぽぽ同士で連絡を取り合っているようなのです。
一説では根で周囲の状態を感じているのではないかと言われています。
栄養や成長するための空間が足りなければどちらも枯れてしまう。
それであればどちらかが生き残るために一方は枯れる道を選ぶ?
タンポポは、本当に強く頭の良い植物だったのです。
根で周囲の状態を感じたとしても、どのようなメカニズムで生き残る側と枯れる側を選択、判断をしているのかは解っていません。
対して、人間はどうだろう?
「奪い合えば足りず、分け合えば余る」
解っていても、窮地にさらされた時、人間にはこれができているかどうか。
この言葉を、目の前で生きざまで教えてくれているタンポポの知恵には、脱帽するしかありません。
そして、さらなるタンポポの凄さはこの後の研究で明らかになっていきます。
その研究の先に待っていたものが、ダンデリオンです。