3年前の5月初め、
食用タンポポ普及協会会長が小さな西洋たんぽぽをオフィスのベランダに連れて帰ってきました。
どうしたんですか?
と聞くと、自分でもなぜだか解らない、
けれど「たんぽぽから、いろいろ学べることがあるかもね」
とひと言。
たった一輪の花。
このタンポポは元気がなく、すぐに枯れてしまったのです。
しかしそれからの復活劇がすごかったのです。
枯れたあとも綿毛に変わり、その種から子供たちが目を出し始めたのです。
このできごとからわずか4カ月後、
たんぽぽ普及協会を立ち上げ、食用タンポポ供給プロジェクトが始動するとは、この時は思いもよりませんでした。
さらには、そこからすぐにもたんぽぽ化粧品プロジェクトが立ち上がり、半年後の12月には手作りの専門メーカーを見つけ九州まで訪ねていき、結果的にダンデリオン化粧品が生まれるなんて、
いったい誰が想像できたでしょうか?
今となっては、すべてが必然の出会いとインスピレーションの連鎖としか言えません。
もちろん会長自身も。ただその時なぜかたんぽぽを連れて帰ろうと思い、
育てはじめ現在があるのは、本当に説明しようのない奇跡を感じます。
タンポポは、目立たないけれど根にはとてつもないエネルギーを溜め込んでいます。
じっと我慢の冬の時期を耐え抜き、春には一斉に黄金の花を咲かせ、最後は綿帽子を空に放ちます。
すくすくと成長しているたんぽぽは、人間にも生き方を教えてくれているようです。
半年後には、種から増えた子供たちが所狭しとびっしり増えました。
この生命力が、その後わたしたちにいろいろなことを教えてくれたのです。
先日、たんぽぽ普及協会で食用タンポポの一斉収穫の様子をご紹介しました。
これらの大量の根を一本ずつ流水で洗ったのですが・・
これがまた思いのほか力のいる作業、
複雑な形は会長が担当してくれたのでわたしはまっすぐな簡単なものだけをひたすら泥と格闘!
タワシとブラシで丁寧に、なんと3時間もかかってしまいました。
来年は、この5倍?!!
気が遠くなりそうです。。
大量です・・!
さまざまな根の形を記録に残します。
たしかにたいへんな作業でしたが
こうやって生きた生命体の気と触れあうこと、これこそが本当の健康の秘訣なんですね!
そういえば、畑仕事で土や野菜と触れあっている農家さんが元気なのもうなずけます。
来年は、いろいろな農場を回る計画、生きた気をたくさん貰ってきます!
採れたての野菜が、また美味しい!
扱う食材は自ら環境と作り方、そして作り手の人間性を確認する!
ここにも会長の食に関する拘りが見て取れます。
また来年から、たんぽぽ普及協会では土壌改良の「菌」の研究も本格的に行っていきます。
納豆菌も乳酸菌も普通に地中に存在している土壌菌。
さらに、あまり知られていない一部の農家さんだけに伝わっている、
秘密の土壌菌を研究中です。
この新たな「菌」は納豆菌と乳酸菌との相性もバツグンで、
ミックスすると相乗効果で更に強力な土壌改良菌になるのだとか・・
ある地方の研究チームの記録では1kgを超えるサツマイモが連発したのだそう。
当然、根に栄養を蓄えるタンポポにも有効に働くと目論んでいます!
じつは、このヒントは会長が趣味で熱帯魚を大量に飼育していた際に、
水質維持する目的で使用していた「菌」なのだそうです。
これが、土壌改良に極めてすぐれていることが近年解ったのです。
来年、大量に培養して提携農家さんの畑に撒いて、
実証実験を行うそうです。
まったく知らない世界を日々たくさん経験させていただいています!
■ダンデリオンに含まれるたんぽぽエキスの有益性などの情報をお届けします。
たんぽぽ普及協会
https://function5.biz/blog/tanpopo/
今回は、タンポポの根に含まれる、
薬効成分の研究用に大量に購入した「蒲公英」(漢方薬)で、
薬膳酒を作りました。
これが、市販の漢方薬の「蒲公英」です。
これを、リカーに漬けます!
出来あがるまでに数ヶ月待ちます!
数日後には、エキスが出てきます!
出来あがりは、
真っ黒で、もの凄く苦い液体になりました!
量が多すぎたのかもしれません。
薄めて飲んでも、まったくの薬の味でした。
タンポポの根には、
身体を温め、デトックス効果があると言われています。
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タンポポの葉から根までまるごと漬けたタンポポ酒。
リカーに漬けてから1年半になりました!
1年半の様子がこちら!
葉の部分はすっかり色素が抜けています!
飲んでみると・・めっちゃ苦い!!
漬けたてのころよりさらに苦みが増しています!!
これはタンポポにふくまれる薬効成分がより出ている証拠です!
苦いですが、なんだか身体がぽかぽかしてきます!
薬膳酒は時間がかかりますが、
とにかくリカーに漬けるだけで簡単なため、
健康のためにぜひおススメします!
【タンポポ酒作り 二週間目の様子】
【タンポポ酒作り 一ヶ月目 試食会】
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休日返上でいつものようにオフィスへ!
もちろん協会のメンバーもみんな出社です。
仕事もひと段落すると、
「飲んでみるか?」
と会長の一言。
ということでタンポポ酒作りから約一ヵ月、
試飲会をしてみることにしました!
一ヵ月目の写真がこちら☆
かなりオレンジ色が強く出ています!
タンポポ全草に含まれるオレンジ色素がアルコールによって抽出されているからなのです。
現液はアルコール度35度、
酔わないためにも味を確認するためにも10倍に薄めて飲んでみます。
薄めてもやっぱり色はオレンジ、奇麗です!
してその味は・・
10倍でもまさに「良薬口に苦し」!!
朝鮮人参と同じような味がします。
朝鮮人参とタンポポの根の成分は似ているから頷けます!
ただこちらのタンポポ酒は、
蕾から葉までぜんぶ漬けこんでいますので、
朝鮮人参を少し青っぽくしたような、
まさに植物を丸ごといただいているような味です。
これは効きそう・・
季節の変わり目の体調の崩しやすいこの季節、
タンポポ酒で元気に乗り切っていきます!