2025年6月 2日 07:00
梅の初収穫から2週間後の先月末に再度梅の収穫を行いました、今回は前回よりもだいぶ大きくなっており一般にスーパーなどで売られている大きさになっていました、今回もバケツ一杯約10Kgを収穫してきました、前回の記事で採れすぎる梅をどうしようかという話をしましたがいろいろ調べて大いに使えることが解ってきましたので今回は保存方法にチャレンジしてみました。
ところで梅はものすごいパワーを秘めていることが解りました、栄養素的にはクエン酸とビタミンEの豊富さが特筆すべき事項です、特にビタミンEは若返りの薬として中国や韓国では梅エキス入りジュースが市販されていて栄養ドリンクのように日常的に飲まれています、また鉄・カルシウム・カリウムなどのミネラル分が豊富で食べるサプリメントだと著名な栄養士がSNSで紹介していました。
ビタミンEは細胞膜が活性酸素により壊されるのを防ぎ、また壊された細胞膜を修復する効果があります、この効能に注目されアンチエイジングだけではなく癌予防薬としても大いに期待されています、またWHOの推奨量をみると年齢を増すごとに多くなっています、これらを考えると本丸の果樹園には10本以上も梅の木が生えており、毎年たくさんの実が採れるという事実は老後の安住の地として必然であったかのように結論付けられます。
さて大量に梅を消費する方法ですが梅ジャムや梅ペーストを造り置いて翌年まで利用するという方法です、梅は加熱するとあっという間にドロドロに溶けます、梅ペーストは蒸して潰すだけ、梅ジャムは若干の水と砂糖を加えて煮詰めるだけです、種を取り出してから加熱するよりも種ごと加熱して後から取り出す方が実際にやってみるとかなり楽です、またクエン酸とビタミンEの働きで冷蔵庫で半年以上、冷凍すれば1年以上は持つようです。
梅ペーストは酢と同じクエン酸が豊富ですので酢の代わりにオイルを加えるだけでサラダドレッシングになり、蒸し鶏や酢の物のタレとして調味料代わりになります、また餃子や唐揚げのタレに応用すると思いのほか美味しいようです、トンカツにレモンの代わりにかけるという手もあります、梅ジャムはトーストやヨーグルトと合わせて使えます、またそのままアンチエイジングのサプリメント代わりにお湯で溶かして飲んでも美味しいです。
毎年大量の梅が採れます、近くのスーパーでは生梅1Kgで消費税込みで2千円以上していました、1Kgなどほんの少しの量です、梅1本の木から雨や風で落下しなければ40Kg以上採れるそうです、なんか使い道が無く伐採しようと思っていた梅の老木ですが、現在の心境を素直に言うとお金の成る木のように思えてきたのはあまりにも都合良すぎるでしょうか。