2025年1月31日 07:00
先日のこと、安住の地でのリノベーションをお願いしている業者の1人に突然「社長、青春してますね~」と言われました、還暦を超えたら普通は終活ではありませんが身辺整理を考え始め新しいことを始める元気も無くなるのだそう、そういう意味で70歳を手前にして家を買ったと思えば自分好みに家も庭も大いに愉しんで作り変えています、このタフさが信じられないのだそうです。
更に別にもう一つ大きな物件も買って同じようにリノベーションやガーデニングなどの道楽を愉しもうとしています、そんな道楽ごとでまでアイデアを求めて相談してくる顔が元気で若々しく見えるのだそうです。
思えば26歳で外資系大企業のフリーSEになり28歳で独立起業、その後事業成長と投資家や株主への利益還元に社員の生活を優先させた責任と義務の40年間であり自分の生活とやりたい事は常に後回しになっていました、そしてようやくこの責任と義務から解放される時がきたのです、40年間に蓄積し肥大化した心理学上の鬱積概念である「es」が一気に表面化したとしてもおかしくないでしょう。
私の理想郷は完成することはありません、ずっと進化拡大させていくのです、きっと今回お世話になっている業者の人たちとは長いお付き合いになると思います、皆さん本当に親身になって相談に乗ってくれます、関西ばりのベタ突っ込みとベタボケで会話も弾みます、そんな関わり合いの中にトラブルもストレスもありません、違う方向へ行ってしまってもちゃんと最終的には目的としていた収まるところに収まってくるのです。
物件を見つけた喜びよりも安住の地で信頼できる人たちとたくさん出会え、そして善い関係が構築されつつあるのが何よりも嬉しいことです、この地に安住の場所を見つけたことで広がる新たな人脈と縁、理想郷の拡大と共に大きく育てていきたいと思います、私にとっての理想郷は物理的な物事だけではありません、仲間やその地での縁もすべて含めての理想郷なのです。