2024年9月30日 07:00
5年ほどグループ法人で再建そして経営してきたイタリアンレストランを昨年春に元オーナーに再譲渡の話が持ち上がるや否や突然のように始めたウイスキーブログ、周囲の人は今度はリカーショップやショットバーでも経営するのではないかと関心しきりです、真相はどうであれ幾つかの事実を辿ってみれば、そういう発想も無いことはないという結論が導かれても仕方ないかもしれません。
まず私は無類の酒好きだということ、過去にショットバーやダイニングバーをサイドビジネスとして3店舗を10年以上経営していたということ、毎日のように一人ショットバーで〆のウイスキーを飲んでから帰宅するということ、そんな事実を知っていたら前述の発想が当然のように浮かんでくるのかもしれません。
更には昔からバーテンダーや調理人の知人友人が多いということ、アンティークウイスキーのコレクションが優に100本を超えていること、ここ最近は月に何本も新たに発売されたウイスキーを買っては味見しているということ、意味の無いことはやらないということ、道楽から新規ビジネスを興すのは珍しくないことなどを加味したら、これはもう想像ではなく確信に変わるかもしれません。
さて、そんな周囲のワクワク感や本業の忙しさを他所に新しいウイスキーを買ってはおつまみを研究し試飲食する毎日、どんなに忙しくてもこういう状況が一番心身が元気で愉しいのです、物事は幾ら考えても絶対に収まるところに収まりません、日々の継続した具体的な行動から収まるべきところに収まっていくものです、逆説的に言うと収まるところに収めるべく行動を起こしているのかもしれません。
思えば明日のことを考え今日を大事にしない人がほとんどです、人生の勝者となるには人生のゴールを見て今この瞬間を大いに愉しむことです、その継続で理想のゴールが近づいてくるのです、人生は一度きりで限られた時間しか与えられていません、大いに愉しんだ者だけが価値ある人生を送れるのだと思います。
食べ物が芋一つしかない場合に明日のために半分取っておくのは凡人、明るい未来を信じて種芋として植える人は賢いようで何も成果を出せない愚者、何故なら腐ってしまうかもしれないし明日生きているかどうかも解らないのですから。
結局今全部食べ今日一日を生き抜いた人が新たに開く明日もしっかり生き続けられる人です、何故ならあの世に逝くまで今日一日を精一杯生き抜こうと思考して行動するからです、その日々の連続が人生というものなのですからそもそも論なわけです。
そして自分がやりたいと思ったことは経済基盤が整うまでは準備をしても絶対に動かないことです、天の時を待てない人が成功することは絶対にありません、そして経済基盤が在るからこそ利益を求めず好きなことを堂々とやることができるということです。