菌との共生活の中でいろいろ調査も並行していますが、その中でふとした疑問が生まれてきました、それは「何故、大自然の中で暮らしている人は皮膚病や感染症にかかりずらいのか」ということです。
これに関しては諸説あるのですが、私が支持している説は「有益常在菌が身近に存在し常に触れているから有益常在菌により他の悪性菌に侵されずらい」というものです、この説を私が支持するのは自身の体験によるものだからです。
実はベランダ菜園をしていて常に土や植物と触れ合うようになり年に数回発症していた感染症が徐々に少なくなったのです、特にこの3年ほどは一度も発症していません、私の場合瞼の内側がよく腫れていました、またちょっとの傷でも化膿していました。
有益な常在菌は具体的には納豆菌と乳酸菌があります、また人間の皮膚にはブドウ球菌やアクネ菌という常在菌が存在しています、そして感染症や吹き出物などは自身の菌バランスが崩れたときに発症しやすいのです、そしてこの菌バランスを取るうえで重要なのが自然界に存在する常在菌との接触なのです。
畑やベランダ菜園の土壌には納豆菌や乳酸菌が豊富に存在しています、そして土壌の中にはカビの仲間など各種の菌が存在しておりバランスを取っています、このバランスが取れた土壌で植物を育てると上手く育つのです、そして収穫する度にこれらの常在菌と触れ皮膚の菌バランスも整うのです、もっとも早く地球の住人である菌のパワーはすごいのです、ということで菌との共生道楽は永遠のテーマなのです。
 
 
食べられる野草の研究を行っているうちに生薬についてもっと深く研究したいと思うようになりました、生薬とはつまり生きた薬です、読み方は「しょうやく」でもいいし「きぐすり」でもいいです、そして漢方薬と何が違うかというと生薬は薬効成分を持つ植物を生もしくは加熱してそのまま食するのに対して漢方薬は生薬を乾燥させたのち目的の成分となるよう調合したものをいいます。
生薬は薬効成分が豊富な木の実であったり木の葉であったり野草であったりします、これらを生でそのまま食すか生のままお茶などにして食します、漢方薬は乾燥させているので何年間も日持ちがしますが生薬は摘んだらすぐに食さないといけませんから自分で栽培しないと手に入らないものです。
そこで農地を購入できたので多くの生薬を植え各種の実験と研究を行おうと計画しています、既にローズマリーやローリエなどのハーブ類と鉄などのミネラル抽出用にタンニンが必須なので茶の木を3本植えています、またイチジクやブルーベリーなどの果樹も順次植えています、3年後には100種を超える生薬が季節ごとに収穫できるようにしたいと考えています。
また生薬の中でもカテゴリ的に集めたいと思っているのがアンチエイジングと抗酸化効果があるもので、同時にこれらは利尿効果やデトックスに加えて精神安定にも効果があります、それにしても調べれば調べるほど意外な植物が生薬として用いられることに驚きます、そしてついこの間まで世界中で民間治療薬として普通に用いられてきたという事実に納得しています。
何故なら、私の子供の頃は季節によってショウガ・ミョウガ・セリ・シソ・ネギなど咳や熱さましの薬として擂りおろしたり刻んで熱湯をかけたものを飲まされたものです、これが本当に翌朝には熱が引いたりして効くのですから不思議です、いまだに熱っぽいときにショウガをおろして蜂蜜を加えてウォッカのお湯割りにして飲んだりしています。
さてそんな薬になる野草・野菜・果実など四季を通して採れるようにローテーションと収穫スケジュールを設計したいと思います、冬には生薬の多くは得られないと思いますので同時に漢方薬を作り置いて冬に食べたり飲んだりできるようにも考えていきましょう、生薬収穫設計書の作成、健康になって好きな事であれば進んでできます。
 
 
104代首相は過日自民党総裁に選出された高市氏に決まりました、日本憲政初の女性総理に各国もトップニュースで伝えました、私は維新の会を味方につけた時点で高市氏の勝利は確実視していましたので驚きはしませんでした、そしてこの一連の動きを「覚悟」という視点で傍観していました。
当初は維新の会ではなく政策的にも近く高市氏と早期に接触していた国民民主が与党連立の要となっていました、しかし党首の玉木氏が煮え切らないのか野党連立の可能性との狭間で風見鶏のような曖昧な姿勢の振る舞いに始終し、結局はその間に維新の会に座を奪われてしまいました。
風見鶏的な振る舞いは野党からも見放され首相選後の支持率は半減し玉木氏のスキャンダルが再燃し党員も離れかねない状況に陥っています、こんなにもリーダーの覚悟が問われる瞬間はそう多くは無いでしょう。
日々何を語ろうが自由ですが、リーダーたるものここ一番の瞬間に覚悟が問われます、そして覚悟が無いと判断された瞬間に群れから孤立します、これは自然の摂理そのものです、大草原のライオンの群れ然り、猿山の猿の群れ然りです、覚悟が無いならリーダーに成るべきではないのです、それは本人も含めて誰も幸せにはならず関係者全員が不幸になるのです。
 
 
本丸の購入により昨年暮れに地方拠点がオフィスとなりました、オフィスには元々4つのエリアに分かれたガーデンがあり私好みのガーデニングを楽しむために綺麗に整備されていたにも関わらず4つともメインのシンボルツリーを伐採し思い切ってリセットいたしました、その後洋風ガーデニングをゼロから行っているのですが常に迷うのが庭木の選定です。
洋風ガーデニングで人気のオリーブやマホニア・コンフューサなどを多数購入し植え込みはじめていますが常に物足りない感じがして洋風にも使えるユキヤナギやマートル(ギンバイカ)なども徐々に植えています、最終的には4つのガーデン合わせて樹木とグランドカバーで最低でも20種ほどは必要になるので耐寒性とか耐暑性なども考慮して毎日のように庭木を調べています。
一方で本丸には大きな庭園と幾つかの小さなガーデンがドーンと目前に点在していますが、この春からようやく各種植物の探索を始めています、探索して驚いたのがこの地で育つ庭木のほとんどがここにあるのです、合わせてテラリウム用に今まで購入していた山野草やシダ類までずらりと自生しているのです、これには正直驚きよりも興奮すら覚えました。
ということは今後必死に調べてここの環境に合う庭木の苗を購入しなくても本丸から移植したり取り木すれば済むのです、そして盆栽やテラリウム用の植物も買わなくても目前に無数に広がっています、薬草や果樹に小石に枯れ木なども含めていろいろな意味で私の植物道楽のほとんどの素材がここに在ります、ここに決めた意味を改めて思い知らされている昨今の私です。
 
 
突然ですが、デスク周りは勿論のことオフィス内や家の中が不要物などで埋め尽くされていませんか、何故こんなことを書いたかというと、私の45年の経営経験でほぼノーミスでクロージングも1発で決めるような人のデスクは非常に整然としておりデスクの周辺に不要物の一つもそのままにしてないからです、当然私も不要物はすぐ捨てるし自分で使ったものは自分で片づけたり洗ったりしています。
逆にいつまでも成果を上げられない人の机の上には不要になった書類が山と積まれ引き出しの中もごちゃごちゃです、更には年末の大掃除の日も他の社員が必死にやっているのに忙しい振りして何もやりません、自分で使ったものまで他の社員に片づけさせています。
さて、身の回りを常に綺麗にしている人は何故ミスもなくビッグチャンスに強いのでしょう、まず身の回りを整然とさせている人は業務を溜めない人であり当然納期遅れもありません、また資料も端的に他者目線で書かれています、自分一人でできない事も周囲が手伝ってくれます、何故なら皆から好感を持たれている人だからです。
大企業との商談でクロージングを1発で決める理由は、それなりの企業の重役は言葉ではなくて姿勢やちょっとした仕草をみて一緒にビジネスできるかどうかを見極めているからです、何故なら経営判断する立場の人は身の回りを整然とさせている人だからです、自分と同じ匂いを発しているか否か、そこだけを見ているのです。
きっと、自分の事も人任せで掃除も自分でやったことが無い人って自分ではそういう感覚に極めて鈍くなっているので他者からそう見られていることも気づきません、そして周囲からも尊敬されずに誰も進んで手伝おうともしません、結局組織に在って孤立し孤軍奮闘で始終するのです、だらしない大人を観て好感を持つ人はだらしなさに鈍感な人だけです、だから成果が出ない、極めて簡単な理屈なのです。