2024年1月 1日 07:00
2023年の状況
昨年は新型コロナウイル禍が終焉しアフターコロナの時代に突入いたしました、しかしながら感染者は一定の割合で推移し更にインフルエンザの感染者数も増え、今しばらく予断を許さない状況下にあります。
また、世界に目を向けると引き続きロシアによるウクライナ侵攻、北朝鮮のミサイル挑発、中国の台湾や日本の領海空侵犯に加えて今度はイスラエルとパレスチナを実行支配するハマスとの戦闘が勃発し世界各所で戦争危機が発祥しています。
さて今年は「辰」年です、「辰」という漢字は「振」から派生した字であり「陽気が動き万物が振動し整った形を現す」を意味しています、運命波学では「辰」年は「春の土用」の入り口であり「万物が急成長するが争いやトラブルが多発する」季節として定義しています。
運命波学の予想
さて、運命波学での年運は「辰」年から「春の土用」の季節に入ります、昨年までの2年間に発芽した物事が急成長してきます、しかし成長と共に競い合いも発生し各所でトラブルが発生しやすくなります。
更には昨年までの2年間に発芽した物事が本来の姿を現してきて形を作り始めます、つまり軌道修正が必要な事項はこの時期に修正しておかないと手遅れになる可能性が高いです。
その意味では世界各所で発生している紛争は今年中に解決できなかった場合は数年間継続すると予測します、何とか世界各所で発生している紛争は今年中に解決し終焉させて欲しいと願うばかりです。
さて、年運での「辰」に加えて大年運の特性が本格化してきます、これによってこれまでの「二極分化」と「個の時代」は極まるところまで行った後に徐々に終焉を見せはじめます、そして次の新たなステージが急速に表面化してきます。
この新たなステージのキーワードは、「知識」と「価値」です、「知識」は知恵やノウハウといった部分も含まれます、また「価値」は個々人の持つ見えない価値に焦点が当たるようになります、知財をコアとしている企業はまさに大きく成長することになるでしょう。
この数年間は個人や企業が持つ知識や価値にスポットが当てられるようになっていきます、その意味ではIT産業はまさにこの2つのキーワードがピタリと当てはまる業界です。
過去12年間の間に生まれて猛威を奮った「二極分化」と「個の時代」を象徴するコミュニケーション型SNSに代わり、今後は「知識」と「価値」が注目されAIや価値交換を仲介者無しで行えるデジタルによる個人間相対取引(P2P取引)など台頭してくると予測しています。
その意味では昨年猛威を振るったchatGPTやBARDの出現は運命波学の予測どおりの現象でした、そしてこの2つのキーワードを先取りした企業が今後の12年間を制することになります、「どんな知識を使って何に価値を見出すか」、この判断が今後の勝敗を決めてしまうかもしれません。