2024年11月18日 07:00
ところで何故私がゼロ学の基本ロジックを解明することになったのでしょうか?
2006年初頭、ある人を介してゼロ学開祖である御射山宇彦が生前にゼロ学を確立する際に記した大量の資料が私のもとに持ち込まれました。
当時、これらの残された資料を基に講師らによって理論のベースを解明しようと検証するものの、まったく意味が解らないということでした。
その資料にある計算式などを順に追っていくとある種のロジックであることが解りました、ここで私のアルゴリズマーという職業病が表面化し、「是非、私に解明させてください」と資料を預かりました。
更に奇しくも、その10年ほど前から中国とのビジネスをしていましたので、五行思想や陰陽思想という中国古来の学問に触れ独学で学んでいたこともこの解明には大いに役立ちました。
資料にある数式ですが、元々は御射山宇彦氏も電子工学系の人です、さっと目を通しただけで根底にある理論の概要が見えてきました。
特に、一緒についていた「振り子」のイラストが大きなヒントとなり、その数式が何を意味するのかはすぐに理解できました。
つまり、振り子を時間軸で伸ばすと、その振り子の先が描く絵は「正弦波」という自然界に存在するすべての波の原型となります。
各種の数式は、この正弦波のX軸を12で分解した際のY軸の値を得るための計算式だったのです、この発見によりそれ以外の多くの資料にある数式も全て解明できました。
更には、四柱推命などで用いられる数字の書いてある表、これもどういう計算から成り立っているのかを逆アッセンブル方式で全ての謎が分析できました。
そして、これに独自の理論と根拠を示し出版したのが「運命は波で解ける」という書籍です。
今では絶版となっている書籍ですが、中古市場での最高値では6万円という価格がついており正直私自身が驚くばかりです。
ゼロ学だけではなく、四柱推命など五行から派生した占術すべてに通じる理論を解明した書籍です、したがって占術を学ぶ人にとっては必須な書籍なのかもしれません。