2023年4月14日 07:00
話は遡ること紀元前500年頃の古代中国、この頃の中国では既に宇宙観を取り入れた「五行」という思想がありました。
この「五行思想」とは、「宇宙万物、5つの元素によって構成される」という理論です。
驚くことに、この「五行思想」は現在の科学的根拠に照らし合わせると多くの共通点が見いだせており、単なる発想ではなく深い洞察力から出来上がった学問であることが解ります。
また、この時期には既に「木星」の周期が解明されており、「木星」と「月」の位置との関係で黄河の氾濫や寒波の到来などが周期的に訪れることを統計によって把握されていました。
そこで「木星」の周期に合わせて十二支を作りあげ、これを1年単位で振りました。
さらに、十干との組み合わせによって60年周期の暦を考え出し、その年がどんな年になるかを予め誰でもが解るようにしたのです。
これを元に、年・月・日・時間による人間の運勢に応用した「四柱推命」という占術が考案されたのです、ここで「四柱」とはすなわち「四つの柱(指標)」であり「年・月・日・時間」を表しています。
「生年月日」により、その人固有の元素を割り出して、その元素を元にした運勢リズムを割り出せるようにしたのです。
地球には他の天体の影響による「波」があります、当然この「波」によってそこに生息する生命体にも影響するわけです。
であるならば、自分の性質とリズムを計算できれば人生設計に役立たせることができます。
「運命波学」は「五行」の元素の性質、上記の宇宙のリズムを統計化した「四柱推命」の運命アルゴリズムなどを基本に、「波」の性質にそれらの科学的根拠を持って関連付けすることで「言葉ではない、理論で説く運命学」を誕生させたのです。