2025年1月 2日 07:00
2024年の総括
2020年から続いた一連の新型コロナウイル禍は2023年に終焉したようにみえますが世の中から消滅したわけではありません、昨年2024年からこれまでの旧型コロナウイルスのように風邪ウイルスとしてインフルエンザと共に共存しながら向き合うアフターコロナの時代が確立しました。
世界に目を向けると引き続きロシアによるウクライナ侵攻、北朝鮮のミサイル挑発、中国の台湾や日本の領海空侵犯に加えてイスラエルとパレスチナの紛争なども本格化し世界各所で戦争危機が発祥しました。
昨年2024年は「辰」年でした、「辰」という漢字は「振」から派生した字であり「陽気が動き万物が振動し整った形を現す」ことを意味しています、運命波学では「辰」年は「春の土用」の入り口であり「万物が急成長するが争いやトラブルが多発する」季節として定義しています。
2025年の予想
運命波学での年運は昨年の「辰」年から「春の土用」の季節に入っています、2022年ごろから発芽した物事が急成長してきます、しかし成長と共に争いも発生し各所でトラブルが発生しやすくなります。
またこの数年間に発芽した物事が本来の姿を現してきて形を作り始めます、つまり軌道修正が必要な事項はこの時期に修正しておかないと手遅れになる可能性が高いということです。
その意味では世界各所で発生している紛争は今年中に解決できなかった場合は長期化する恐れがあります、世界各所で発生している紛争は何とか今年中に終焉させて欲しいと願うばかりです。
さて今年2025年の年運は「巳」です、「巳」は「已」(い:「止む」の意味)で草木の成長が極限に達した状態を指します、つまり2022年ごろから発芽した問題がピークに達する可能性があります、また世界的な紛争に関して言えば何かをきっかけに突然終焉する可能性があります。
「巳」に加えて大年運の特性が本格化してきます、これによってこれまでの「二極分化」と「個の時代」はピークに達して徐々に終焉を見せはじめます、そして次の新たなステージが急速に表面化してきます。
この新たなステージのキーワードは、「知識」と「価値」です、「知識」は知恵やノウハウといった部分も含まれます、また「価値」は個々人の持つ見えない価値に焦点が当たるようになります、知財をコアとしている企業はまさに大きく成長することになるでしょう。
ここからの数年間は個人や企業が持つ知識や価値にスポットが当てられるようになっていきます、その意味ではIT産業はまさにこの2つのキーワードがピタリと当てはまる業界といえます。
この十数年の間に生まれて猛威を奮った「二極分化」と「個の時代」を象徴するコミュニケーション型SNSに代わり、今後は「知識」と「価値」が注目されAIや価値交換を仲介者無しで行えるデジタルによる個人間相対取引などが台頭してくるでしょう。
その意味ではこの数年猛威を振るっているchatGPTの出現は運命波学の予測どおりの現象です、そしてこの2つのキーワードを先取りした企業が今後の12年間を制することになります、「どんな知識を使って何に価値を見出すか」、この判断が今後の勝敗を決めてしまうかもしれません。