2024年12月16日 07:00
宇宙や生態リズムは、3次元空間での安定した6つの元素でなくては測ることができません。
中国古代思想である「五行思想」による5つの元素では、物体そのものの特性は説明できますが、生態リズムへ応用した場合には無理があるのです。
全てのリズムとは波状であり、「立ち上り」、「立ち下り」の2種の状態があります。
そして「上へ上る」、「下へ下る」の陰陽(+、-)の関係で都合4種の状態が存在します。
更に基点(0地点=何も無い状態))の1状態を加えた5種に分解できます。
これがすなわち「五行思想」でいう生態リズムへの応用の説明だと考えています。
しかし波には盲点があり、実は状態は5つではなく6つ在ったのです。
したがって、「五行思想」では生態リズムは説明がつかないのです(後に修正した可能性がある文献を発見しました)。
私の「リズム=波」による仮説は、科学的なエネルギーの「放射」と「吸収」という理論に基づいても説明がつきます。
理論的な説明はここではさておいて、この波の6つの状態というのを今回詳しくお話しようと思います。
まず紙の中ほどに横に一本線を引いてください、これが0地点(波エネルギー=0)です。
次に、この線に山と谷を重ねるように書きます、山と谷とは「~」模様ですね。
ここで、山を陽、谷を陰とします、更に上る状態を陽、下る状態を陰とします、これを箇条書きで示すと。
・山を上るという状態=陽・陽
・山を下るという状態=陽・陰
・谷を下るという状態=陰・陰
・谷を上るという状態=陰・陽
このように4つの状態が生まれます、そして最初の0地点とあわせると5つの状態となります。
さてここで、もう一度山を下り、続けて谷を下がるところで考えてみてください。
目に見えない、幻の0地点を通過しませんでしたか?
そうです、山と谷の境目には、山を登る前と同じ地点の位置レベルを通過します。
これが、もう一つの0地点=6つ目の状態です。
つまり、波とは動作を示す4つの状態、そして0地点が2つ、都合6つの状態によって組み立てられているのです。
また0地点は何も無いのではないです、ここは一連の動作の変化点という重要な要素を持つ状態なのです。
また、波は1つの山と1つの谷の連続によって出来ています。
つまり、最初の0地点は谷から山への変化点(陰→陽)、次の0地点は山から谷への変化点(陽→陰)となり、同じ0地点でも全く逆の要素(異元同体)を持つ0地点というのが理解してもらえると思います。