スナックやビールのおつまみとして売られているヒマワリの種には、各種のビタミンや微量栄養素であるフィトケミカルが豊富に含まれています。
また殻にも豊富なフィトケミカルが含まれていて、歯で殻を割る際に摂取できるのだそうです。
ということで、ヒマワリの種を食べた後の殻をお茶にしたらどんな味になるのか実験してみました。
殻を天日乾燥させます。

ヒマワリの種の殻を煮出します。

とても香ばしくて美味しいお茶が出来上がりました。

出がらしは家庭菜園の肥料として利用します。

味は渋甘でけっこういけます、麦茶よりも美味しいお茶になりました。
捨てていた微量成分もこうして摂取することができます。
「ヤーコン」という植物の根や茎、葉が薬効成分が高いと各所で研究されています。
6年前に知ってからサツマイモのような根を生で食し、調理して食し、そして今度は葉っぱを乾燥させてお茶にして試してみました。
市販されているヤーコン茶は茎まで使い麦茶などとのブレンド茶です、ファンシーフーズではそのままの効用を試すために、生産者から直接頂き100%のヤーコン茶を研究中です。
1枚の葉を500ccの熱湯で煎じて飲んだみたらものすごく苦いです、量は1枚で1リットルでちょうど良いことが解りました。
成分は多種のポリフェノールが豊富で成人病予防に効果があるそうです。
根は生で食せばまるで梨のようにシャキッとして甘くて美味しいです、生食でのバーニャカウダやサラダ、炒めてキンピラ、他にも薬膳料理などにも使えます。
1985年から研究栽培されてきたヤーコン、一般的に知られるようになれば嬉しいです。
ヤーコンの葉を乾燥させたヤーコン茶

ヤーコンの生葉

ヤーコンの根。
生で食せます。

根を切ったところ、梨のような食感と味がします。

山形県では普通に食べられているスベリヒユ、農場視察の際に見つけて採取してきました。


山形県では湯がいてお浸しで食されています。
実際に作って見るとヌメリがあってモロヘイヤのようで大変美味しいです。
茎の部分がコリコリと絶妙に良い食感でたまりません。
実はスベリヒユは優れた薬用植物であるのです、話題の「オメガ3脂肪酸」を豊富に含みます。
「オメガ3脂肪酸」とは、α-リノレン酸(ALA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)の総称で、サプリメントでも有名な薬効成分です。
動脈硬化やコレステロールが気になる人には積極的に食べていただきたい野草です。
現在、製薬会社が研究用に栽培し、サプリメントや機能性食品(飲料)としての実用化を目指しています。
時が経つのは早いもので6年前の話しになりますが、食用タンポポを生産依頼している畑の視察&収穫に行ってきたときの記録です。
千葉で珍しい西洋野菜を多品種栽培する依頼先の農家さんは、千葉県内や都内の各所に新鮮野菜を届けています。

生産依頼している農家さんと収穫した食用タンポポ
野に咲くタンポポとは次元が違う完全な野菜でしょ!

この1株の大きさを見てください!
一棟の奥まで全部、生産依頼の食用タンポポです

大きなもので株根は直径10cm以上、葉の長さは60Cmにもなりました。
この大きな食用タンポポを20株ほど収穫し、その日のうちに飲食事業の直営店のイタリアンレストランで各種の料理で楽しみました。
食用タンポポのグリーンサラダ

食用タンポポジェノベーゼを使った自家製パンチェッタのパスタ

サラダやグリルのソース、パスタにピザとその利用範囲は無限大!
バジルを使う料理とホウレンソウを使う料理のどちらにも適した味で、とっても美味しいです。
鶏ラグー(トマト煮込み)のトマトソースパスタに食用タンポポをトッピング

知る人は少ないですが、実はタンポポはヘルシーでとても栄養価の高いハーブで、デトックス効果もある野菜なのです。
キャットニップは猫好きな人ならばご存知の別名セイヨウマタタビというハーブで、マタタビと同様の薬効成分が入っています。
キャットニップはシソ科でペパーミントのような爽やかな香りが特徴で、精神をリラックスさせてくれるハーブです。
味はペパーミントよりもまろやかで、シソ科だけにオオバの代わりとしてパスタや和え物のトッピングとしても重宝します。
毎年、ベランダ菜園で大量に作っており薬膳酒も毎年大量に作って愉しんでいます。
熟成の過程によってどんどん美味しくなり、3年もすると凄く甘くなり大変美味しいです。
乾燥させて、茎・葉・花を全て35%のリカーに漬けこみます。
ベランダ菜園のキャットニップ

毎年のルーティングになったキャットニップ酒作り
