東京ラボのベランダでイチゴを2種栽培しています、今年の春先に「晃姫(アキヒメ)」と「紅ホッペ」の親株を4株ずつ購入して実験のためプランターと鉢に植えて成長の様子を観察しています。
3月にそれぞれに花が咲きましたが結実しませんでした、イチゴは2年で結実しなくなりますので買った苗を親株にして世代交代させないとせっかく買ってきたのに実を採ることができなかったと捨ててしまう人が実に多いです。
苗を購入するなら秋に購入し冬前に充分にエネルギーを蓄積させます、そして寒さに当てて春を待ちます、年明けには一斉に開花し結実します、ということで春以降に購入した苗は花が咲きますがエネルギーが蓄積してないので結実しないのです。
そこで春以降に買う場合は収穫を目的とせず繁殖を目的にするという切り替えが重要です、ということで買ってきた苗が花芽を出すたびにカットして子株を増やすことにしました。
子株を収集中
ランナーの先に小さな芽が付いているのでこれを土に埋めます

晃姫がどんどんランナーを伸ばして繁殖しています

紅ホッペはランナーが少ないですが脇芽で増えています
品種によって繁殖方法が異なるということもやってみて初めて解ることです

現在のところ8株の親から16株の子株が取れたのでこれ以上はランナーを伸ばしてもカットしていきます、つまりエネルギーを子株自身の成長に当てます。
この子株が来春にちゃんと実を付けるかどうかはこれからの育成方法に大きく左右します、今はただただ知識を得ては実験してみるを繰り返しています。
摘み菜シュンギクの種蒔きから約50日後の状態です、5月の異常気象で徒長気味に成長していましたが本葉が出始めた頃から急に元気に伸び始めました、6月に入って気温もぐっと上がり野草状態にモサモサになりました。
この頃から20Cmほどのものから順次収穫してはサラダのように生食で毎日のように食べています、収穫し始めて10日経ちますが出遅れ組がどんどん育ってきて一向に減りません。
冬に室内での水耕栽培でも成功している摘み菜シュンギク、手軽で放置しても勝手に育ってくれる野菜です、ベランダでも室内でも一年中育てられる優れものです。

小さくても味はしっかりしています
発泡スチロールプランターで1回に5~6本ほど摘んで1ヶ月間程楽しめました

種蒔きから40日後の二十日ダイコンの状態は前回とほぼ同様ですが徒長して風で倒れてしまったので収穫しました、時期的にも収穫適期です
予想通りでカブは一つもできていませんでした、やはり日照不足と土寄せをしなかったのが原因だと思います、しかし二十日ダイコンは優秀です、たった1ヶ月程で収穫できるのですから1シーズンに5回程栽培して収穫できます。
しかも種は意外と安くてダイソーで買うと1袋60円、2袋で100円です、2袋でたっぷり収穫出来るのでベランダのある人はやってみる価値はあります、ただし土の質は確実に収穫に影響しますので地力の高い土を使いましょう。
葉野菜として初収穫
40日後の摘菜シュンギクも試食のため少し収穫しました
その後毎日少しずつ収穫して2週間ほどで食べつくしました

翌日以降はこんな感じで10回以上収穫できました

サラダにして食したら最高に美味いです

種蒔きから1ヶ月後の二十日ダイコンの状態です、予想通りで5月の異常気象で徒長し土寄せもしなかったのが原因なのかカブはできていません、本来の収穫時期直前に強風が吹いて徒長した弱々しい茎なので倒れてしまいました。
ということで何本か収穫して味見してみました、葉野菜として妥協すればこれはこれでありの味です、充分にサラダなどに使えます、また日光に当たる時間が短かったのか葉に棘が少なく食べやすいです、なるほど葉野菜として割り切れば日照時間が短い梅雨でも充分に栽培可能ですね。
ということで、数日後に全部収穫して二十日ダイコン祭りよろしくいろいろな料理に使ってみようと思います、そして実験のため梅雨に同じ種を蒔いて今度は土寄せをしっかりやってみたいと思います。
日照不足に加えて強風で倒れてしまいました
幾つかの苗は風で葉が折れてしまって萎れてしまいました

摘み菜シュンギクの種蒔きから約1ヶ月後の状態です、5月の異常気象で徒長気味に成長していましたが本葉が出始めた頃から急に元気に伸び始めました、ただ6月に入っても曇りや雨が続いており葉色が冴えません。
この状態で数本摘んで試食してみました、味はしっかりシュンギクです、徒長気味で弱弱しいシュンギクですが充分に各種料理に使えそうです、本格的な収穫は60日後ですからあと1ヶ月待ちましょう。
徒長気味で葉色は黄緑色で弱々しいのが何とも・・・
試食してみたら味はしっかりシュンギクそのものです
