2025年7月25日 08:00
東京ラボのベランダでイチゴを2種栽培しています、今年の春先に「晃姫(アキヒメ)」と「紅ホッペ」の親株を4株ずつ購入して実験のためプランターと鉢に植えて成長の様子を観察しています。
3月にそれぞれに花が咲きましたが結実しませんでした、イチゴは2年で結実しなくなりますので買った苗を親株にして世代交代させないとせっかく買ってきたのに実を採ることができなかったと捨ててしまう人が実に多いです。
苗を購入するなら秋に購入し冬前に充分にエネルギーを蓄積させます、そして寒さに当てて春を待ちます、年明けには一斉に開花し結実します、ということで春以降に購入した苗は花が咲きますがエネルギーが蓄積してないので結実しないのです。
そこで春以降に買う場合は収穫を目的とせず繁殖を目的にするという切り替えが重要です、ということで買ってきた苗が花芽を出すたびにカットして子株を増やすことにしました。
子株を収集中
ランナーの先に小さな芽が付いているのでこれを土に埋めます
晃姫がどんどんランナーを伸ばして繁殖しています
紅ホッペはランナーが少ないですが脇芽で増えています
品種によって繁殖方法が異なるということもやってみて初めて解ることです
現在のところ8株の親から16株の子株が取れたのでこれ以上はランナーを伸ばしてもカットしていきます、つまりエネルギーを子株自身の成長に当てます。
この子株が来春にちゃんと実を付けるかどうかはこれからの育成方法に大きく左右します、今はただただ知識を得ては実験してみるを繰り返しています。